カンボジア証券取引所(CSX)の市場運用部門の責任者であるキム・ソファニタ氏は、クメール・タイムズにアクレダ銀行(ABC)の株価は上昇し続ける可能性があると語りました。
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ソファニタ氏が語る上昇の根拠となるのはこちらの記事でも紹介したACLEDA FINANCIAL TRUST(AFT)がACLEDA BANKの株を戦略に基づいて2022-2026の間で購入するという内容のようです。
“ABCは利益を上げており、配当利回りも良好であるためAFTは良い投資をしていると思います”とソファニタ氏は語っています。
AFTは長期にわたって購入して保有することを意図して購入を続けているため、市場で販売可能な浮動株の数は減少していく可能性がありますね。
ちなみにAFTは2021年時点でABC株の約26%を保有しています。
Rank | Substantial Shareholder(1) | %Shares |
1 | ACLEDA Financial Trust | 25.74% |
2 | ASA, Plc. | 20.75% |
3 | Sumitomo Mitsui Banking Corporation | 18.07% |
4 | COFIBRED S.A | 12.13% |
5 | ORIX Corporation | 12.13% |
第2四半期のCSXレポートによると、ABC株の総取引額は約7,376万ドルに急増し、今年4月から6月までのCSXの総取引額の約96%を占めています。
また、今年の第2四半期に取引された株数は約2,620万に増加し、これはCSX全体の総取引量の90%以上になります。
AFTの影響もあるかと思いますが、カンボジア株式市場はアクレダ銀行株の取引がほとんどを占めていることになりますね。
この記事でカンボジア証券取引所(CSX)の1日の取引額が2022年上半期に急騰したと書きましたが、これはほとんどがアクレダ銀行株によるものだったようですね。
どんな形であれ、カンボジア株の注目度が上がっていくことに期待します!!
それではまた!!