保健省とWHOが最近発表した共同声明では、カンボジアの乳幼児死亡率は過去20年間で大幅に低下し、短期間で目覚ましい成果を達成したと述べています。
これにより、母子ともに健康状態が改善し、多くの命が救われています。
乳幼児死亡率や5歳未満児の死亡率の急速な低下などに関するこれまでのカンボジア医療の発展をまとめてみたいと思います!!
・2000年までは3人に1人でしたが、現在はカンボジアの女性の99%以上が医療専門家の支援を受けて出産している。
・過去20年間で、乳児死亡率は1,000人の出生あたり37人から8人に減少、5歳未満児の死亡率は急速に低下し、出生1,000人あたり124人から16人に減少している。
・乳児死亡率と5歳未満児の死亡率は2014年以来50%以上減少しており、世界平均よりも速いペースで減少している。
・1997年にはポリオの根絶に成功。
・2018年に最後に記録されたマラリアによる死亡から5年間、症例は報告されていない。
・結核による感染と死亡率は2000年から2021年にかけて約50%減少している。
・予定より早くAIDSの症例数が減少している。
また、マム ブン ヘン保健大臣は、妊娠中の女性と貧しい家庭の子供たちへの支援には3つの段階があると述べています。
第1段階:妊娠中の女性に対して全4回の計160,000リエルの費用負担
第2段階:国の医療施設での出産サービスの料金に対して200,000リエルの提供
第3段階:子供が2歳に達するまでのワクチンと定期的な健康診断をカバーするために、1回ごとに 40,000リエル×10回の合計400,000リエルの提供
大臣は、乳児と子供の死亡率をさらに下げるために、カンボジアは栄養を支援し、母親と乳児が11の典型的な小児疾患の予防接種を含む適切な医療サービスを受けるよう奨励するために、将来的に予算を増やすと述べています。
最近、カンボジアの平均寿命が急激に上がっているというニュースが話題になりました!!
先進国にはまだ及ばないですが、これらの成果は、カンボジアの医療も経済発展に比例して成長している証拠になりそうですね!!
外国人がカンボジア生活をする上で、医療というのは重要なことなので医療の発展は嬉しいですね!!
それではまた!!