プノンペン経済特区社(PPAP)の株価は本日10日取引終了時点で一株1,840リエルと過去最低を更新中です。
今年10月18日にPPAPは2019年の配当金の分配がないことと、自社株買いを予定しているということをクメールタイムズが報じました。
主な原因としては新型コロナウイルス の影響から次期の流動性を維持したいとのことでしたが、それ以降株価下落が続き最低価格を更新しています。
参考:KHMER TIMES「No dividend plus share buyback at PPSEZ get greenlight」
SECC(カンボジア証券取引委員会)の承認が得られるまで、予定されている自社株買いの数を開示することはできないということでしたが、新たなニュースをクメールタイムズが報じました。
“In regards to the share buyback, further information [on the number of shares and the offered price] has not yet been disclosed from the company. To proceed with this matter, PPSP shall seek approval from the SECC,”
引用元:KHMER TINES「PPSP yet to implement buyback as share price hits record low level」
「自社株買いについては、同社からの更なる情報(株数や提示価格)はまだ明らかにされていない。この問題を進めるために、PPSPはSECCからの承認を求めるものとします」
翻訳:Google翻訳
このようにカンボジア証券取引所の最高執行責任者であるハ・ジョンウェン氏は述べています。
自社株買いは発行株式数を減らし「1株当たりの利益を増やす」ことで株価水準が高くなることが期待されます。
また、配当金の総支払額を減らす財務戦略の一環としても行われるので期待したいところではあります。
しかし、株価上昇の材料が自社株買いだけであれば短期的に株価は上がるかもしれませんが、結局元通りのパターンもありますよね。
中国とのFTA締結のニュースや韓国とのFTA締結間近というニュースやEUとのEBA(税制優遇措置)一部撤廃の影響がそこまでなさそうなのを見ると、今後経済特区の需要も増えてくるような気がします。
カンボジアではコロナ第二波が騒がれて連日Indexは下落していますが、基本的に長期保有しか考えてないので今がチャンスかなと思っています。
今からカンボジア株を始めよう!!
という方はチャンスのような気がするのでぜひチャレンジしてみてください!!
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それではまた!!
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