カンボジア土地管理・都市計画・建設省は、外国人が所有するコンドミニアムのハードタイトル(権利証)について、所有者名を従来のクメール文字に加え、ローマ字(英字)でも記載できるよう制度を改正しました。外国人が自身の名義を確認しやすくなるほか、不動産取引の透明性や利便性の向上につながる措置として期待されています。
■ 発表の概要
新制度では、外国人が所有する区分所有コンドミニアムのハードタイトルに、所有者名をクメール文字とローマ字の併記で登録することが可能になります。
これまではクメール文字のみで記載されるケースが一般的で、外国人所有者がパスポート表記との違いを確認しにくいという課題がありました。今回の制度変更により、パスポートなどの公的書類と権利証の氏名を照合しやすくなり、所有権の確認や各種手続きの利便性向上が期待されています。
■ 背景
カンボジアでは、外国人は土地を所有できませんが、区分所有法に基づき、共同住宅(コンドミニアム)の2階以上の専有部分については所有が認められています。
近年は中国、日本、韓国、シンガポールなど海外からの投資家によるコンドミニアム購入が増加しており、外国人が安心して不動産を取得できる制度整備が進められています。今回の英字表記の導入も、国際的な取引慣行に合わせた制度改善の一環として位置付けられています。
■ 今後の見通し
今回の制度改正により、外国人投資家にとって権利証の視認性や信頼性は向上するとみられます。不動産会社や法律事務所からも、売買や相続、金融機関での手続きが円滑になることへの期待が寄せられています。
クメール語の発音的にローマ字をうまく訳せない場合もあり、外国人の不動産取引の際には少し不安がありましたが、ローマ字併記が可能になったことで取引の透明性が上がると思います。この制度変更によって外国人不動産投資家の流入が増えるかもしれませんね!
それではまた!!
※本記事は海外報道を参考に内容を整理し、独自に再構成しています。
参考記事:https://www.khmertimeskh.com/501941924/foreign-condo-buyers-names-can-now-be-written-in-roman-characters-on-title-deeds/


