毎年8月あたりに、カンボジア税務総局(GDT)から全国の不動産所有者全員に対し、不動産税および土地税の申告と支払いの期限が近づいていることが通知されます。
カンボジアの固定資産税の支払い期限は基本的に毎年9月30日となっています。
これまで、9月30日の標準期限を1か月延長し、不動産所有者に対し10月末まで猶予を与えることがありましたが、2024年8月現在では特に猶予の発表はないので、不動産所有者の皆さんは期限内に納税することをお勧めします。
また、期限内に納税申告書の提出と必要な支払いを行わなかった場合、現行の税法に基づいて行政罰が科せられる可能性があるのでご注意ください。
GDTは、あらゆる種類の不動産所有者は、9月の期限までに、GDT本部、または不動産の所在地に応じて関連する州またはKhan税務署、または現在GDTと提携して正式な税金徴収を行っている認可民間銀行で税金を支払うことができると説明しています。
さらに、GDTは、必要な固定資産税の支払いを迅速かつ簡単に管理する方法として「GDT Taxpayer App」を提供していて、App Store または Playストアからダウンロードできます。
GDT Taxpayer App
General Department of Taxation無料posted withアプリーチ
プノンペンに拠点を置く不動産代理店兼コンサルタント会社ナイト・フランク・カンボジアの公式ウェブサイトによると、カンボジアの固定資産税は正式にはTax on Immovable Properties (TOIP)と呼ばれているようです。
不動産には、土地、家屋、インフラストラクチャ、建物、その他の構築物が含まれ、固定資産税の課税ベースは経済財政大臣の省令によって評価され、定められます。。
また、税額については25,000ドルまたは1億KHRを超える価値のある不動産に対して年間0.1%の税率を課し、この価値以下の不動産、および国有地、農地、工業用地は固定資産税の支払いが免除されます。
アプリはクメール語にしか対応していないので、外国人の場合にはタックスIDカードを持って認可されている銀行に出向くのが1番簡単だと思います。
それではまた!!