いざ日本人がカンボジア株に手を出そうとしても異国の地カンボジアの情報は少なく、証券会社をどのように選べばいいかわからず立ち止まっている人もいると思います。
カンボジア株式市場は黎明期ではあるものの将来の可能性に投資をしてみよう!!というそこのあなたのために、日本でもお馴染みのSBIの証券口座の開設方法を解説したいと思います。
正直今までは証券口座への送金面でSBI証券は利用しづらいと思っていたのですが、中央銀行デジタル通過であるBakong(バコン)の登場によりそのデメリットがある程度解消されるはずです!!
なのでぜひ目を通してみてください!!
ちなみにBakong(バコン)に関してはこちらの記事を読んでおくことをオススメします。
・すでに投資家IDを持っている方
僕は既にアクレダ証券の口座を開設していたので投資家IDを持っていました。
カンボジアで株の売買をする場合は投資家IDの取得が必須となります。
これは証券会社経由で取得できますのでご安心ください。
参考までに、
アクレダ証券の口座開設が完了した後に担当者から届いたメールを共有します。
既に投資家IDを持っている場合、SBIロイヤル証券の口座開設はとんでもなく簡単で楽でした。
やることは、
・投資家ID(番号と有効期限がわかるものの写真を提出。上記メールのスクショでOK)
・パスポート・ビザ
・写真(パスポート申請サイズ、背景無地、脱帽、眼鏡等ははずして)1枚
・銀行口座情報(銀行名、預金種類、口座番号、名義の確認できる物)
※現地在住の場合、賃貸契約書もしくはワークパーミットor在職証明書
・事前にお問い合わせ info@sbiroyal.com
・送られてきた申込書(エクセル)に必要事項を記入しチェックしてもらう
・問題なければ当日オフィスに出向いてサインして終了
これで即日口座開設できました!!
日本人担当者の方も在籍しているのでわからないことがあっても安心でした。
ちなみにWEBサイトも日本語対応しているので助かります。
・投資家IDを持っていない方
僕は投資家IDをアクレダ証券を通して発行したので、
実際に現地で投資家ID取得も含めたSBIロイヤル証券の口座開設方法を詳しく解説しているサエッキーさんという方のブログを紹介させていただきます。
2021年1月時点の必要書類等をまとめておきます。
• パスポート
• ビザ(非居住者:種類不問居住者:ご来店前182日以上継続確認ができるビザ。最新の物のみで確認できない場合は、過去のビザも必要。)
• 写真2枚(パスポート申請サイズ、背景無地、脱帽、眼鏡等ははずして
• 銀行口座情報(銀行名、預金種類、口座番号、名義の確認できる物)
• 投資家ID申請費用:20,000リエル
• 居住者の場合はワークパミット、在職証明、お住いの賃貸契約書のいずれか1点
・入金方法
入金方法は3パターンあります。
※これから紹介する方法は2021年1月時点での情報です。
詳細は問い合わせをすることをオススメします。
・資金決済銀行であるカナディア銀行の口座開設し入金する方法
証券資金の移動はSECC指定の金融機関(SBIロイヤル証券はカナディア銀行)を通す必要があります。
なのでカナディア銀行で口座を開設することで他行からの送金よりも手数料が抑えられます。
・メールで入金する場合
取引通貨となるリエル建ての資金決済用口座の開設し、メールでの資金移動サービスの申し込みをすれば、銀行口座⇒証券口座の資金移動をメールでできるようになります。
また、資金移動の手数料は1回4,000リエルで当日または翌日には証券口座へ着金となるようです。
・モバイルアプリで送金する場合
こちらは無料でできるようです。
僕はカナディア銀行の口座は持っていますが、メインで利用していないのでこちらの記事を参考にしていただければと思います。
モバイルアプリからの入金一択ですね!!
・Bakong(バコン)ウォレットからの入金
これに関してはまだ確実にできるという情報はないのですが、できる仕組みになっているはずなので経験者の方がいましたら、ぜひ教えてください!!
バコンウォレットからSBIのカナディア銀行に入金することで、他行からの入金も手数料なしで送金できます。
その時に重要なのが、送金目的の欄に
これらの情報を入力してから入金することです。
この記事が参考になると思うのでぜひチェックしてみてください!!
・海外送金
SBIロイヤル証券の証券口座にSWIFTを利用して海外送金する方法です。
下記情報を元に送金手続きを行います。
※カンボジア国内に銀行口座を持っていない方向けの方法です。
(送金手数料・受取手数料はお客様負担になります。)
【振込先】
・ 銀行名:CANADIA BANK PLC.
• 口座名:SBI Royal Securities-Cash Collection Account
• 口座番号:001-0001569328
• SWIFT(国外より送金の場合): CADIKHPP
• 銀行住所: No. 315, Ang Doung St. Corner Monivong
Blvd, Phnom Penh, Cambodia
• 銀行電話番号: +855 (0) 23 868 222
【伝票記入必須事項】
• Name(投資家名) :
• Investor ID(投資家ID) :
• Account No.(証券口座番号) :
※2021年1月時点の情報です。
個人的には入金にも資金引き出しの際にも海外送金手数料がかかってしまうので、カンボジアの銀行口座を準備しておくことをオススメします。
・資金引き出し方法
・現金受取の場合
パスポートを持ってSBIロイヤル証券の窓口へ行き、資金引出依頼書(Fund Withdraw Request Form)」に必要事項を記入し所定の手続きを終えた後、カナディア銀行のCash Settlement Section (本店2階)で受け取り可能です。
・資金決済口座へ送金の場合
カナディア銀行に資金決済口座を持っている場合「資金引出依頼書」に必要事項を記入後、パスポートコピーと共にSBIロイヤル証券の窓口もしくはメールで提出。
確認後、カナディア銀行の資金決済口座へ振替されます。
・指定の口座へ送金の場合
「資金引出依頼書」に必要事項を記入後、パスポートコピーと共に窓口またはメールで提出。
確認後、指定の口座へ送金されます。
海外からEメールでのご依頼の場合、追って「資金引出依頼書」の原本はEMS等の書留郵便でSBIロイヤル証券に提出する必要があります。
指定口座への送金から着金までにかかる全ての費用は投資家負担なので、カナディア銀行の口座を持っているのがベストですね。
Bakong(バコン)の登場により他行からでも入金には手数料がかからないようになりましたが、SBI側がバコンウォレットを通して出金処理をしてくれない限り手数料はかかります。
・SBIロイヤル証券とアクレダ証券のメリット・デメリット
日本人の方であればこの2つの証券会社のどちらかで口座開設することをオススメしています。
両者のメリット・デメリットを紹介していきますので、口座開設の参考にしてください。
ちなみに僕は両刀使いになりました!!笑
日本とカンボジアを行き来する方は両方開設するといいかもしれません。
・SBIロイヤル証券
・日系企業×現地財閥の安心感
・毎日レポートが送られてくる
・いつでも日本語対応
・銀行口座⇄証券口座の資金移動が即時反映されない
・アクレダ証券
・カンボジア最大手銀行の100%子会社ゆえの安心感
・ジャパンデスクがない
日本語でサポートを受けたい場合は有料で外部提携サポートセンターの各種プランに加入する必要がある
・最後に
僕はアクレダ銀行とアクレダ証券のセットで今まで売買していましたが、バコンの登場と長期保有しか考えていないので売買手数料の安さからSBIロイヤル証券の口座も開設してきました!!
今後は両方使っていこうと思います。
予約をすれば現地でスムーズに口座開設できます!!
カナディア銀行も2019年に僕が銀行口座を開設した時はパスポートと観光ビザのみで対応してくれました。
プノンペン観光にいく前に準備をしていけば1日で手続きが終わるかもしれませんね!!
いつまで対応できるかわからないみたいですが、日本から郵送で証券口座開設が可能とのことです。
興味のある方はメールで問い合わせしてみてください!!
まだまだ黎明期のカンボジア株ですが、個人的にはしっかりと情報収拾をして狙いを定めれば割と期待できる市場だと思っています。
このご時世ですと海外渡航するのは非常に困難ですが、銀行口座に関してはアクレダ銀行であれば日本からでも郵送で口座開設サポートをしている会社はたくさんあるのでぜひググってみてください。詳細はわからないのですが風の噂でABABankの口座開設を郵送でサポートしている会社もあるようです。
他のサポートセンターと比較検討もかねて興味のある方は、僕の運営するAOSCもチェックしてもらえると嬉しいです。
それではまた!!
• Investor ID(投資家ID)
• Account No.(証券口座番号)