カンボジア証券取引所(CSX)のGrowth Boardに上場するDBD Engineering Plc(DBDE)は、2023年第1四半期の売上高が前年同期の161億7000万リエルから1.2%増加し、163億8000万リエルになったと報告しました。
また、同四半期の税引後利益に関しても20億9000万リエルと、前年同期の15億5000万リエルから増加しました。
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設計、建設、設置、保守サービスなどを提供する同社ですが、第1四半期の収益の99.8%は主力事業であるメンテナンスと建設によるもので、資材販売による収益はわずか0.2%だったとのことです。
また、同社は声明で、インフレ率に応じて材料価格が変動しても企業の収益に大きな影響は無いとしていますが、材料の価格が大幅に上昇すると会社にとって損失になると語っています。
過去数年間、不動産・建設セクターは経済成長の最大の推進力の一つとなっていますが、パンデミックの発生、長引く建設・不動産ブームに伴う不動産市場の調整、最近中国への依存など、現在の業界の脆弱性をDBDEは強調しています。
「長引く建設・不動産ブームに伴う不動産市場の調整」これはまさに現在起きていると体感できる出来事だと思います。
不動産に関しては都心部のコンドミニアムに調整の影響が出ているのではないでしょうか。
個人的には、なんでも売れた時代から、良いものが売れていく時代に変化してきていると感じています。
短期的に調整は入っていますが、中長期で見たらまだまだこれからの業界だと思うので、これからが楽しみです!!
それではまた!!