先日この記事の最初の方でも述べたように、カンボジアの信用調査所(CBC)は昨年に国際的なビジネス誌であるGlobal Business Outlook(GBO)から高い評価を受けました。
信用調査所の評価が高いということは、銀行側も貸付がしやすくなってくるということです。
そんな中!!
シンガポールを拠点とするフィリップ銀行が最大25年間、月額0.69%、物件価格の最大90%カバーという今までのカンボジアでは考えられない住宅ローンの提供を発表しました。
不動産価格の上昇と住宅ローンの関係は切っても切れない関係ですので、これはコロナで落ち込んだカンボジア不動産業界にとっては朗報ですね!!
今までの住宅ローンの例がこちらです。
限度額:約3000万円(建物金額の70%まで)
金利:年間10%〜18%
超低金利時代の日本にとってはとんでもない話に聞こえますが、カンボジアではこれでも借りては増えてきていました。
もちろん様々な条件をクリアしなければ「最大25年間、月額0.69%、物件価格の最大90%カバー」これがフルで適用されることはないですが、個人的には最大25年というのがかなりポイントになると思います!!
過去10年間のカンボジア不動産市場ではコンドミニアムに注目が集まっていましたが、現在ではボレーのような土地付き住宅にも大きな注目が寄せられるようになりました。
つまり、今までは買い手が外国人投資家に偏っていましたが、国内需要も増えているという証拠になります。
このようないい傾向をさらに加速させるのが住宅ローンの整備だということは先進国を見れば明白ですね!!
今後のカンボジア不動産市場には目が離せません。
一方で、住宅ローン等の金融商品の金利が下がるということは、定期預金の金利も下がってくる可能性があるということです。
カンボジアで定期預金を考えている方は早めに口座開設だけでもしておいた方がいいかもしれませんね!!
定期預金に興味のある方はこちらまで!!
それではまた!!