カンボジアの貿易が拡大しています。カンボジア関税消費税総局(GDCE)によると、2026年1~8月の貿易総額は506億9,000万ドルに達し、前年同期の421億5,000万ドルから20.2%増加しました。輸出入の双方が伸び、カンボジア経済における国際貿易の規模が一段と拡大しています。
■ 発表の概要
2026年1~8月のカンボジアの貿易総額は506億9,000万ドルとなり、前年同期から85億4,000万ドル増加しました。前年同期の421億5,000万ドルから20.2%の増加となり、8カ月間で500億ドルの大台を突破しました。
輸出の拡大に加えて輸入も増加しており、衣料品など従来の主要輸出品に加え、電子・電気製品や自動車関連製品など、製造業分野の輸出拡大もカンボジアの貿易成長を支えています。
■ 背景
カンボジアでは近年、輸出市場の多角化と製造業の高度化が進められています。特に電子部品、自動車関連製品などの新たな製造分野への投資が進み、従来の縫製品中心の輸出構造から、より幅広い製品を海外市場へ供給する体制が形成されつつあります。
また、中国、米国、ベトナムなど主要貿易相手国との取引拡大も貿易総額を押し上げています。8月までの貿易拡大は、カンボジアが地域のサプライチェーンに組み込まれる動きが続いていることを示す材料となります。
■ 今後の見通し
2026年は8カ月時点で貿易総額が500億ドルを超えており、年間ベースでも過去最高水準を更新する可能性があります。今後は輸出市場のさらなる多角化に加え、電子機器、自動車、加工食品など高付加価値分野の輸出をどこまで伸ばせるかが重要になります。
一方、輸入も大きく増加していることから、貿易拡大の中身を輸出競争力の向上につなげられるかが課題です。政府による投資誘致や産業高度化が進めば、今後の貿易成長が製造業の拡大や雇用創出にも波及することが期待されます。
それではまた!!
※本記事は海外報道を参考に内容を整理し、独自に再構成しています。
参考記事:https://www.khmertimeskh.com/502021863/cambodia-trade-tops-50b-in-8-months/




