あの時間をどうしても、もう一度味わいたい
きっとバッタンバン州の本当の魅力は実際にその地に訪れた人にしかわからないものだと思います。
だからこそ、これからご覧いただく記事が皆さまの「キッカケ」になればと思います。
この地域には人の温かさ、景色、歴史、感動、興奮、観光地に求める全てがありました。
バッタンバン州を後にした今の私はなぜか、ものすごく郷愁に満ちています。
相当な満足感だった反面もう少し長く滞在していたかったという名残惜しさから来ているものだと思います。
ただの一度しか行ったことのない地にここまでの思いを抱くことは今まであったでしょうか…
私をこうまでさせたバッタンバン州という地域の魅力を少しでも多くの人に伝え、この記録がバッタンバン州と皆さんを繋ぐ架け橋になることを願っています。
・移動手段
バッタンバンへ行くには、プノンペンもしくはシェムリアップからバスで行くという方法があります。
残念ながら飛行機便はないのですが、バスに揺られて観光に行くのもなかなか良い思い出になりました!
旅に出るぞ!という気分になるのでオススメです!
今回利用したバス会社はメコンエクスプレスです。
〜料金・時間〜
プノンペン〜バッタンバン 片道$12 6.5h
シェムリアップ〜バッタンバン 片道$8 3.5h
カンボジアのバス会社の中では歴史が長く老舗バス会社という感じです。
私はプノンペン発の往復便で11人乗りのVIP Vanを利用しました。
乗車時に冷たいおしぼりとお水が配られます!
カンボジアは暑いのでとても助かりますね。
行き、帰り共に途中で2回ほどトイレ休憩があったのでトイレの心配はありませんでした。
運転手さんの対応が良かったので好印象でした!!
ちなみにバス内でWi-fiが使えるので、長い移動時間も退屈することなく移動で来ました。
プノンペンの出発場所はここです!
是非バッタンバンへ行く際は利用してみてください。
・ホテル
今回宿泊したホテルはSeng Hout Hotelです。
料金は一泊$15でした!
部屋自体はビジネスホテルという感じです!
可もなく不可もなくという感じですが、価格が安くて衛生的にも十分なクオリティーだったのでオススメです。
周りにはもっと安いゲストハウスとかもあるのでお金をあまりかけたくない方は是非agodaで周辺ホテルをチェックしてみてください!
・観光地
今回私は出張がてら観光もしてきた。
という感じなのですが、観光地は十数ヶ所ほど周りました!笑
とにかく片っ端から記録していきます!笑
・新旧バンブートレイン
バッタンバンといえばバンブートレイン!!
現地の人に聞いてもこう答える人が多いです!
バッタンバンには旧バンブートレインと新バンブートレインがあります。
旧バンブートレインは貨物列車の線路を利用して、列車の通らない時間に竹で作られた少し心もとない列車でまっすぐ道をひたすら爆速で走るといったものです!笑
スリル満点で楽しいです!
新バンブートレインはバンブートレイン用のコースが用意されていて、アミューズメント施設としてつくられています!
周辺の景色を楽しみながら、折り返し地点の駅を目指します!
旧バンブートレインほどスピードは出ませんが、トロッコに乗って冒険に行くような気分になるので楽しいです!
料金は外国人は新旧共に$5で、所要時間は共に20〜25分ほどです。
旧バンブートレイン
新バンブートレイン
・クロコダイルファーム
クロコダイルファームは行きたい人は行ってください!という感じです笑
かなり怖いです…
ワニの唸り声って聞いたことありますか?
この世の終わりを告げるかのような唸り声です。
まじで怖いです。
ちっちゃい赤ちゃんワニには触ることができます!
可愛いのですが、触るのにかなりの勇気が必要です。
度胸試しにはちょうど良いですね!
料金は、入園料$2です。
最高の恐怖体験ができるのでそういうのが好きな人は是非。
・コウモリの洞窟
コウモリの洞窟前は18:00に頃に観光客でいっぱいになります!
コウモリたちはこの洞窟で眠っていて、日が落ちる頃に海へと移動を開始します。
大量のコウモリ(約500〜600万匹)が洞窟で眠っているため、全てのコウモリが巣を出るのに約30分かかります。
実際に見るとすごい迫力です!!
最初はコウモリって…という感じでしたが、観光客が群がる理由がわかりました。
見学にはお金はかからないので1日の締めに見に行くのが良いと思います。
・カヤック
バッタンバンではカヤックに乗れるんですよ!!
しかし、私はカヤック初心者です。
てっきり誰かサポートしてくれるのかと思ってました!!笑
はい!1人で乗りました!笑
もう落ちること前提でライフジャケットと防水の貴重品入れを渡されました泣
乗る直前はビクビクですよ…
しかし!!!
いざ乗ってみると、めっちゃ楽しい!
カヤックの上でダンシング!!!とかふざけることをしなければ落ちないです!
安心感のある安定感です!笑
観光ついででもなければカヤックに乗ることは滅多にないと思うので経験として行ってみるのはありかと思います!
1人$15で乗れます!
時間制限は特にないと思いますが、1時間も乗っていたら手の力がなくなってきます。
ちゃんとピックアップポイントへ帰るための体力は残しておきましょう!
ちなみに、ここはロッジも経営していて1泊$20で可愛い部屋に宿泊できます!
・ワットバナン
こんな高いところに作らないでくれよ…
この階段を登っているとこんな気持ちになります。
ガイドのおっちゃんがいうには358段の階段があるそうです!
カンボジアに住んでから8キロ太り、運動不足でプリンプリンになってしまったワガママボディーの私には休憩なしに登ることは不可能でした。
しかし、登りきった後に待っている最高の景色と傑作を目の前にすると、これまでの苦労は報われました。
・フラワーハウス
カンボジアにもこんなにも綺麗な花をみる事ができるんです!
ここは個人的にかなりオススメスポットです。
バッタンバンに住んでいる若者カップルの間ではデートスポットになっているようです。
時期によりますが、イチゴ狩りができるそうです。
肝心の時期はわかりませんでした。
ごめんなさい。
イチゴ狩りがやっていたらラッキーです!!笑
お土産ブースでワインでも買って帰るのも良いですね。
あ!入場料$1かかりました。
・エンシェントハウス
約100年の歴史をもつこの家は、クメールルージュ時代に武器庫や共有キッチンとして使われていたそうです。
屋根や床など、その用途にあった数種類の丈夫な木材を使用して建築されているため、100年経過した今でも著しく劣化する事なく、力強く建っていました。
入場料は無料ですが、募金を募っているのでそこに少しばかりの気持ちを置いてくると良いと思います。
・バッタンバン州博物館
カンボジア栄光の時代であるアンコール朝時代の美術作品が多く展示されています。
入場料は$2です。
カンボジアの基礎を作ったと言われる時代で、アンコールワット建築と同時代の作品であります。
カンボジア美術の最高傑作をぜひ一目みてみてください!!
・Wat Samrong Knong
クメールルージュ時代の牢獄とパゴダを同時に見学できます。
美しい建築物の対面には悲劇の場所である牢獄があるという陽陰を感じることのできる場所です。
女性用の牢獄と、男性用の牢獄があり、造りはとてもシンプルです。
陰陽の建築物の比較という視点で訪れてみるのも良いかもしれません。
入場料は特にありません。
バッタンバンの歴史を感じる上ではぜひ足を運んでいただきたい場所です。
・キリングフィールド
最も有名なのはプノンペンのキリングフィールドですが、キリングフィールドは1ヶ所ではありません。
約300万人の死者を出してしまった悲劇の痕跡は各地に存在するのです。
写真の慰霊碑は海外に亡命していた人々からの寄付で建てられたものだと記してありました。
このような悲劇を繰り返さないためにも語り継がれるべきであり、外国人としてもこの歴史を学び伝えていく事に意味があるとすごく感じました。
・ライスペーパー
お米が有名なバッタンバン州ならではの観光地がライスペーパーレストランです。
目の前でライスペーパーを作っている様子を見学できます。
ライスペーパーは日中だと約1〜2時間くらいで乾燥するらしいです。
ちなみにこのレストランでは店頭にて約80円でライスペーパーと辛味噌のセットが購入できます。
おやつ感覚でライスペーパーを食べてみてください!
結構美味しいですよ。
・ワットエクプノン
バッタンバンの中心地からはちょっと離れていて、この周辺では田舎の中の田舎を体験できます。
遺跡とパゴダを同時に見学できるのが魅力かもしれません。
夕方頃に行けば子供達が近くの広場でサッカーをしている様子をみながら平和な時間を感じる事ができます!
夕日に照らされる遺跡やパゴダも美しいので観光最終地としてとてもオススメです!
・ご飯はここで食べました
初日のディナーは
こちらのレストランで食べました!!
現地料理を美味しくいただけるレストランです!
価格は一品$3〜$4とリーズナブルです。
飲み散らかした後の写真で申し訳ないのですが、このような可愛らしいテラス席でディナーを楽しむ事ができます!!
夜の涼しい風を感じながら、ビールでも飲んで一日の疲れを癒しましょう!
2日目のお昼は
こちらの水上レストランで食べました。
現地のコアな食材と、バッタンバン州の郷土料理を食べる事ができます。
こちらも一品$3〜$4程度でとてもリーズナブルです。
私はこのレストランでカエルデビューをしました!!笑
感想は、パサパサの鶏肉といった感じです。
味付けが良かったので美味しくいただく事ができました。
食後はハンモックに揺られながら水辺を眺め、ワットバナンの358段の往復の疲れを休めました!
2日目のディナーは
こちらの日系ラーメン屋さんにお邪魔しました!
とても明るく笑顔の素敵な大将が元気よく迎えてくれるお店です!!
自家製の麹を使用したラーメンは絶品で、ラーメン好きにはたまらない一杯を提供してくれます!!
お米の名産地でもあるバッタンバン州で、こだわりの自家製麹を使ってラーメンを提供する。
これぞプロフェッショナルですね!!
カンボジア人の方と一緒に行ったのですが、すごく美味しかったのでしょう。
後日1人でも食べに行ったようです!!
現地の方々に受け入れられるラーメン。
最高ですね!
日本人としてすごく嬉しいです!!
ぜひもう一度行きたいお店ですね!!!!!
・最後に
カンボジアの観光地といえばアンコールワットのあるシェムリアップというイメージが強いですが、
もう少しコアなカンボジアを知りたい!
こんな方にはとてもオススメの場所だと思います。
田舎ならではの人の温かさや、街並み、観光スポット…
旅行好きにはたまらない場所です。
正直、バッタンバンを後にして名残惜しさが込み上げてきています…笑
もう一度バッタンバンに行きたい!!
一度行って満足!!
という感じにならないのがカンボジアの魅力だと思います。
はぁ〜当分カンボジアから離れられそうにないですね…笑