カンボジア国内の銀行の顧客債権は2020年に173億ドルに達し前年と比べ14.8パーセント増加しました。
カンボジア国立銀行(NBC)の報告によると、この30%以上が建設および不動産部門に割り当てられたとクメールタイムズが報じました。
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建設部門に与えられた銀行債権は9.2%、不動産は8.5%、住宅ローンは12.8%だったとのことです。
加えて、2020年末の時点でカンボジア国内の銀行の有効資産は595億ドルに達し、預金は338億ドルに達したようです。
それぞれ前年比で15.7%と15.4%増加しているので、コロナの影響を受けつつも堅調のようです。
近年急激に金融サービスへのアクセスが増えていることが後押しになっているかもしれません!!
不良債権は銀行で2.7%、マイクロファイナンス機関で1.8%なのでお隣のベトナムやタイと比べても割といい数字で、世界的にみても優秀な方ではないのでしょうか。
ちなみに日本国内の銀行は1.1%です。
この数字は熱心な仏教徒が多いという国民性からきているのかもしれませんね!!
参考サイト
不良債権率|経済指標-CEIC
コロナ禍でも堅調に推移していますが、コロナの長引きに具合によっては安心できません。
いち早くコロナの流行が収まり通常世界に戻ることを祈ります。
それではまた!!