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【カンボジア経済】テチョ国際空港と市内を結ぶ新ルート構想、空中道路と地下鉄で渋滞対策へ

ニュース速報
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プノンペン都政府は、深刻化する交通渋滞の問題を解消するため、新たな空中道路(エアストリップ)と地下鉄の建設計画を発表しました。
10月9日に開催された市議会で、クオン・スレン知事がこの革新的な構想を明らかにしました。
これらのプロジェクトは、特に新テチョ国際空港と市中心部を結ぶ交通網の強化を目的としています。


知事は、まず「エアストリップ」と呼ばれる空中道路の構想について説明しました。
これは空港と市内をつなぐ高架式の交通ルートで、車の流れを地上の道路から分離し、移動をよりスムーズにすることを目的としています。
ルート案としては、クルソフ・ラウンドアバウトから国道217号線を通り、デウムコール地区のチェンラ市場付近まで延ばす計画が検討されています。


さらに知事は、地上交通の混雑を根本的に減らすため、地下鉄の建設も並行して進めたいと述べました。
この地下鉄網は、市内中心部や主要エリアを結び、公共交通の利便性を大きく向上させることが期待されています。


スレン知事は、「空港利用者の増加に合わせて、これらの計画を早期に実現させる準備を進める」と話し、市民の生活の質を向上させるために、交通インフラの近代化を最優先課題として進めていく姿勢を示しました。
今回の発表は、プノンペンの都市交通における大きな転換点となるもので、市民や観光客がより快適で効率的に移動できる都市を目指す同市の姿勢を明確に示しています。


カンボジア政府は2035年までに国内および国際航空旅客数を2,500万人にするという目標を発表していますので、空港から中心地までのアクセスの整備は早急に対応が必要ですね。
現在進行中のインフラ整備や新たな政府の目標、計画が順調に進み、カンボジア経済が盛り上がっていくことに期待です。


それではまた!!


参考記事:https://construction-property.com/phnom-penh-unveils-ambitious-plan-to-combat-traffic-congestion-with-airstrip-and-underground-railway/

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