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【カンボジア経済】カンボジア国立銀行がバコンをより多くのアジア諸国に拡大へ

Bakong(バコン)
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現地通貨を使用し国境を越えた経済活動を促進するために、カンボジア国立銀行(NBC)は、ブロックチェーンベースの決済システムBakongの運用をベトナム、ラオス、ミャンマー、中国、インドに拡大しています。

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NBCのチア・セレイ副総裁は、バコンを海外に拡大する目的は、貿易相手国間の貿易や投資において米ドルの代わりに現地通貨の使用を促進することであると述べています。
また、同氏は“カンボジアはBakong(バコン)とマレーシア、タイを接続しており、現在はシステムをベトナム、ラオス、ミャンマー、中国、インドに接続を拡大する段階にある”と述べています。


隣国タイとのクロスボーダーQR決済に関してはかなりホットなニュースで、一般消費者が両国の小売店などで海外送金を必要とせずにQRで決済できるという優れものです!!
小売店での決済ならクレカで十分と思われるかもしれませんが、この技術によりリアルタイムでの海外送金も可能になると言うのが大きなポイントかと思います!!


NBCのレポートによると、2022年の時点でバコンシステムを利用した取引件数は前年比2.7倍の3,030万件に増加し、さらに、リエルの需要は過去20年間着実に増加しており、1998年の約3,560億リエル(約840万ドル)から2022年の14兆1,000億リエル(約100億ドル)まで年平均成長率は16.6%となっています。


歴史的背景から、主要流通通貨として米ドルが利用され自国通貨の信頼度は低い時代が続きました。
しかし、次の経済成長のステージに向けて自国通貨の信頼度が少しずつ回復していることが上記の数字から読み取れると思います。


いますぐに米ドルの流通が激減することはほぼ無いと言っても過言ではありません。
しかし、カンボジアの自国通貨の流通量が増えれることはカンボジア経済の強さを示す指標になります!!
「米ドルとリエルの流通バランス」ここ数年間注目になりそうです。


それではまた!!

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