カンボジアの国家社会保障基金(NSSF)は、働く人々や自営業者の生活を支えるため、サービス拠点をさらに身近な場所に広げています。
8月31日、プノンペンのイオンモール全3店舗で正式に業務を開始し、そのうちイオンモール3号店(ミアンチェイ)では新しい事務所の開所式が行われました。
式典にはヘン・スール労働職業訓練大臣も出席し、ここでのサービス提供によって首都圏に住む労働者や非公式経済に従事する人たちが、より便利にNSSFを利用できるようになると強調しました。
これまでNSSFの会員登録やカードの再発行、個人情報の更新といった手続きは支店まで足を運ぶ必要がありましたが、今後は買い物のついでにイオンモールで気軽に済ませられるようになります。
さらに、国家雇用庁(NEA)と連携して、タイなどから帰国した労働者にも最新の雇用情報を提供し、日々の相談に応じる体制も整えています。
興味深いのは、イオンモール側が無料でスペースや光熱費を提供している点です。
ショッピングセンターという民間の場が、公共サービスの拠点として活用されるのは、利用者にとっても大きな利点だと感じます。
日常生活に密着した場所だからこそ、多くの人が自然に立ち寄れるのではないでしょうか。
NSSFの使命は、加入者に無料の医療やケアを提供し、さらには葬儀費用の支援まで行うことです。
こうした制度が身近に利用できるようになることで、特に不安定な雇用環境にある人々にとって安心感が増すと思います。
僕もNSSFの加入者ですが、行政のサービスが「遠い役所」ではなく「身近な生活空間」に溶け込むことは、とても良いサービスだと感じました!!
今回の取り組みは、カンボジアで働く人々の生活を支える大きな一歩になるはずです!!
それではまた!!
参考記事:https://www.khmertimeskh.com/501749619/nssf-services-now-available-at-aeon-malls-in-phnom-penh/
【カンボジア生活】イオンモールでNSSF手続きができる!?社会保障サービスが拡大!!

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