オーストラリアの大手米輸出企業「サンライス・グループ」が、カンボジアに工場を建設し、日本でよく食べられているジャポニカ米の種子を導入する計画を発表しました。
この話は2025年8月25日、シドニーで行われたスン・チャントール副首相とサンライス・グループのCEOポール・セラ氏との会談で話し合われました。
セラ氏は、米の加工施設や先進技術の導入に興味を示し、近くカンボジアを訪れて具体的な投資の可能性を探りたいと語りました。
カンボジア側も前向きで、チャントール副首相は投資環境の良さや近年の交通・エネルギーインフラの改善を強調し、外国企業にとって魅力的な市場であることをアピールしました。
サンライスは1950年に設立された世界的な食品・米加工会社で、実は過去にオーストラリア企業として初めてカンボジア産米をオーストラリアやニュージーランドに輸出した歴史もあります。
今回の投資は、両国の関係をさらに深め、カンボジアが世界米市場で存在感を高める大きなきっかけになるかもしれません。
個人的には、最近イオンなどのスーパーで日本米が品薄で困ることがよくありますので、カンボジアでのジャポニカ米の普及は嬉しい限りです。
カンボジアではインディカ米が主流ですが、もしジャポニカ米が本格的に栽培・普及すれば、日本人や東アジアの消費者にも馴染みやすいお米が現地で手に入りやすくなります!!
ぜひ日本企業もこの流れに参加し、ジャポニカ米の普及に協力してほしいですね。
技術支援や販売ネットワークを活かせば、カンボジア農家にとっても新しい収入源となり、地域経済の発展につながるはずです。
農業はカンボジアの基幹産業ですから、国際的な連携を通じてさらに成長していくことを期待します。
それではまた!!
参考記事:https://construction-property.com/sunrice-group-eyes-investment-in-cambodian-rice-sector/
【カンボジア経済】オーストラリア企業がジャポニカ米の普及に向けて加工工場を建設へ

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