最近日本ではコロナウイルス感染者が再び増加し、コロナ第2派が騒がれていますね。
カンボジアでも一瞬コロナ第2派がきたか??
と思った瞬間がありましたが、現在は感染者の増加もなく落ち着いています。
しかし、多くの工場がストップし失業者が増えているのが現状です。
その中でもコロナの影響+EBAの一部停止の影響で縫製業界はかなりのダメージを受けていて、これをもろに食らっている上場企業がGTI(Grand Twins International)です。
このダブルパンチの影響を株価と照らし合わせて見ていきます。
・GTIにとって悪夢の2020年
2020年2月半ばに採択されたEBAの一部停止により、わかりやすく株価が下落しています。
参考:欧州委、カンボジアへの特恵関税適用を一部停止へ
その後コロナの影響でじわじわと株価を下げ、同年4月末にクメールタイムズによって発表された縫製・製靴工場が操業停止の記事によりさらなる株価下落を引き起こしたと考えられます。
参考:130の縫製・製靴工場が操業停止、10万人の労働者に影響
現在、約250軒の縫製工場が操業を停止し、13万人以上の労働者が失業しており、、今後も急激に上昇することが予想されている。
引用元:業界団体がEBAの停止延期を欧州委員会に陳情 カンボジア[経済]
この記事は6月4日に発表されたもので、今後の縫製業界に対する不安から株価の下落に歯止めがかからないといったところでしょうか。
・最後に
カンボジアのメイン産業である製造業と観光業に多大なる影響を及ぼしているコロナウイルス問題の終焉はいつになるのか…
株価下落のタイミングが買い時とはいえ、EBAの一時停止の影響を受けているGTIには現状手を出しずらいという感じです。
また、カンボジア政府は工場ワーカーや貧困者に対して現金給付を行うと発表していましたが、この数の失業者を救うことはできるのか心配なところです。
軒並み工場がストップしている中、工場ワーカーさんたちの再就職先は見つかるのか?この労働力はどこに流れていくのか?
とはいえカンボジアの歴史を振り返れば貿易で栄えた国です。
アフターコロナのカンボジア経済復活の鍵は港にあり!?
色々と予測しながら購入銘柄を絞って行こうと思います。
(上場企業6社しかないけど…w)
今後のカンボジア経済にしっかりアンテナをはって情報をアップデートしていきますのでブックマークとかしてもらえるとかなり嬉しいです!笑
余談ですが、僕の保有しているPWSAの株の配当金受け取りに関するメールがアクレダ証券から来ました。
配当金受け取りに関して書類提出が必要とのことなので後日記事にしようと思います!!
それではまた!!