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【カンボジア経済】衣料品、履物、旅行用品の輸出が減少し失業が懸念される

カンボジア
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2023年2月のカンボジアの衣料品、履物、旅行用品(GFT)の輸出は、2022年の同時期と比較して25%近く減少し、約6か月前に始まったこの傾向により工場の閉鎖や雇用喪失の懸念が高まっています。

Job loss fears as GFT exports decline by 25 percent in February
Cambodia’s exports of garments, footwear and travel (GFT) goods declined by nearly 25 percent in February 2023, compared...



先月1月は7億4,400万ドル相当のGFT商品しか輸出できなかった一方で、2月には9億8,600万ドル相当のGFT商品を輸出しましたが昨年同期比で24.54%の減少を示しています。
また、カンボジアにとって最大の輸出収入源であるこの部門からの輸出のシェアは1月にはまだ50%を超えていましたが、今年2月は43.31%のシェアと減少傾向に対する懸念がさらに高まっています。


業界の専門家によると、ヨーロッパと米国の小売業者は前シーズンの売れ残り商品の在庫が多すぎるため、GFT商品の輸出注文は2023年半ばまで回復しないと予測しています。
さらに、ウクライナ戦争とインフレも、GFTに対する世界的な需要の減少傾向を引き起こしているとのことです。


一部の報告によると、国内で70以上の工場が閉鎖され、32,023人の労働者(そのうち26,055人が女性)が失業したと言われています。
この事態に対してカンボジア政府は、繊維およびアパレル工場の所有者と協力して、工場の閉鎖により職を失った労働者に財政支援を提供する計画を立ち上げる予定です。


この部門はカンボジア経済の約11%を占め、2021年のカンボジアの実質GDP成長の約50%に貢献していると言われていますので回復に期待したいところです。
懸念は広がっていますが、最近発表されたカンボジア国立銀行(NBC)の2023年の経済見通しでは、同国のGFT部門は(輸出だけでなく)今年は6.5%拡大すると予測されていますので、今年の下半期以降に注目していきたいと思います。


自動車組み立て工場の建設ラッシュや精密機器、電子機器の製造、最近だと自転車の輸出など、製造業にも新たな波がきているので、GFT部門に依存しない基盤作りや新たな雇用にも期待していきたいです!!

補足

カンボジアの総貿易額は、2023年の最初の2か月で68億ドル以上に達し、昨年の同時期と比較して 21.8%減少しています。
経済財務省の税関総局の統計によると、カンボジアは33億ドル相当の製品を海外市場に輸出しており前年比で8.6%の減少、輸入は30.9%減少して35億ドルを超えました。
参考:Khmer Times

GFT部門の不調が影響していますね。
一方で、輸出前年比8.6%の減少ということはGFT部門以外の部門はそこまで減少していないことにつながりそうです!!



それではまた!!

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