上場企業調べてみたシリーズも第9弾まできました！！
昨年からJS Landが上場するという情報を記事にしていましたが、なかなか正式発表が出なくて待ちくたびれていました。
しかし、待ちに待った不動産会社の上場なのでワクワクが止まりません！！
それでは、今回も3分で読めるのでお見逃しなく！！
上場企業調べてみたシリーズ一覧はこちらからどうぞ！！
・歴史
JS Landは、2014年12月12日カンボジアの商業企業法に基づく有限会社として設立されました。
カンボジア、マレーシア、香港の5人の起業家のグループによって創られたJS Landは、カンボジアで現地の人に手頃な価格で高品質な家を所有して欲しいという信念をもとに、現在1つのプロジェクトが完了し、2つ目のプロジェクトは完成間近で、2022年には3つ目のプロジェクトを計画しています。
今回の上場は3つ目のプロジェクトの資金調達という意味も込められていますので、今後の活躍に期待です。
・基本情報
| 社名 | JS Land Plc（JSL） |
|---|---|
| 設立年 | 2014年 |
| 産業分類 | Condo Developer（不動産ディベロッパー） |
| 上場株式数 | 25,710,000 |
| 上場株式の種類 | Voting Shares（決議権付株式） |
| コード | KH1000160007 |
| 上場日 | 2022年年2月10日 |
| 社員数 | 14人（2022年2月時点） |
参照：CSX Company information
※決議権付株式とは、株主に企業の政策案に投票する権利を与える株式のことです。
IPO価格は1900リエルで、カンボジア証券取引所のGrowth Boardに上場となります。
JS Land公式WEBサイト
・事業について
JSLのメイン事業はコンドミニアムの企画、開発、販売です！！
1番最初のプロジェクト「The Garden Residency」
2番目のプロジェクト「The Garden Residency 2」
2022年には3つ目のプロジェクトを計画しているとのことです！！
JSLは自社のビジョンとミッションを公開しています。
最先端の建築技術と最新の建築設計トレンドを継続的に採用することを主張することにより、すべてのカンボジア人が最高の技量で本物の手頃な価格の家を所有できるようになることが私たちのビジョンです。
同社の主な使命は、カンボジア人のニーズを満たす住宅を建設し、住宅所有者の生活を刺激し豊かにする品質の物件を提供することです。
参照：JS Land HP
カンボジア証券取引所に上場した初めての不動産会社として期待していきたいですね！！
・財務諸表
通過の単位はKHR（リエル）です。
1USD=4100KHRで計算すれば問題ないかと思います。
ちなみにEPS以外はMILKHR（ミリオンリエル）です。
PPE 有形固定資産
A/R 売掛金
A/P 買掛金
EBIT ＝ 税引前当期純利益 ＋ 支払利息 － 受取利息
（利息及び税金控除前利益）
| 項目 | 2018 | 2019 | 2020 | 2021 |
|---|---|---|---|---|
| EPS(KHR) (1株あたりの純利益) | – | 282.20 | 7.90 | – |
| PER (株価収益率) | – | – | – | – |
| BPS(KHR) (1株あたりの純資産) | – | – | – | – |
| PBR (資産対株価の正当性指標) | – | – | – | – |
| ROE (自己資本利益率) | – | 270.76% | 7.33% | – |
| ROA (総資本利益率) | – | 29.91% | 0.81% | – |
| 配当利回り | – | – | – | – |
| 配当性向 (純利益配当割合) | – | – | – | – |
| 1株あたりの配当金（KHR) | – | – | – | – |
情報が少ないですが更新され次第、追加していきます！！
・最後に
これから、IT業界からの上場も計画されているという噂を聞いています。
個人的には大手企業のメインボード上場にも期待していきたいですが、先ずは株式上場数を増やして注目を浴びることが大切なのかなと思います。
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それではまた！！
