最近のカンボジアはコロナ第二波が騒がれていますね。
イオンモールで感染者がショッピングをしていたことが判明し一時閉鎖していたイオンモールでしたが、従業員に感染者がいなかったようですぐに再開しました。
新型コロナウイルスの感染力は意外と弱い。
もしくは
感染者公表しなかっただけ。
このどちらかでしょうね。
そんなこんなで騒がしいこの一週間でしたが、興味深いビジネスニュースが盛りだくさんなのでいくつか抜選してまとめていきます。
・ニュースまとめ
カンボジア証券取引所に株式上場しているアクレダ銀行と社債を上場しているABAバンクの第三四半期の利益が昨年同時期に比べてかなり増加しているようです。
新型コロナウイルスの流行にも関わらず業績を伸ばしている理由としてはデジタルサービスへ力を入れているからとクメールタイムズは報じています。
ABCとABAは、2020年の最初の9か月間にそれぞれ9,800万ドルと1億300万ドルの税引後利益を計上しました。ABCは、これまでに14%の増加を記録しました。 ABAは、昨年の同時期と比較して23%の増加を示しています。
引用元:KHMER TIMES「ABC and ABA post record profits as digitalisation plans pursued」
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カンボアジアと韓国との自由貿易協定(FTA)もいよいよ大詰めですね!!
このブログでずっと追ってきましたが、韓国との貿易では輸入の割合がかなり多いカンボジアですがこの協定が締結されれば韓国へのカンボジア製品の輸出が増えていきそうですね。
先日ANAのプノンペン⇄成田便の再開が話題になっていましたが、プノンペン⇄韓国の航空便をとめるつもりは無いみたいですのでANAの航空券が高いと感じる方は引き続き韓国経由での入国になりそうですね。
商務省(MoC)の高官は、カンボジアと韓国の間の自由貿易協定(FTA)に向けた交渉では、先月の第4回交渉が終了したときに対処された問題の90%について合意が見られたと述べた。
引用元:KHMER TIMES「Cambodia, S. Korea FTA much closer」
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カンボジアではEUとのEBA(特別関税措置)一部撤廃により一時期騒がれていましたが、EUからしてもASEANとの関係は今後大切になってきます。今回EUとASEANとの関係が戦略的パートナーシップにアップグレードされたことで、ASEANには今後さらに注目が集まりますね!!
共通の目標は、EUとアセアンの間の自由貿易協定であり、これは世界初の地域間FTA [自由貿易協定]となるでしょう。政治的にも地理的にも、アセアン地域はインド太平洋の中心にあり、ますます新しい世界的な重力の中心になりつつあります
引用元:KHMER TIMES「Asean and EU firm up Strategic Partnership agreement」
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今週はじめにASEAN加盟国間での陸路貿易の際に利用されるオンラインのアセアン税関輸送システム(ACTS)が開始されました。
EUの支援を受けて開発されたACTSは、地域全体での商品の移動を簡素化し、より効率的で費用効果の高いものにするとのことです。
カンボジアに関しては多くの周辺諸国と陸路で面していているのでかなり恩恵がありそうですね!!
2017年、アセアン経済大臣は、2020年までに貿易取引コストを10%削減し、2017年から2025年の間にアセアン内貿易を倍増させるという2つの目標を設定しました。ACTSによってアセアン税関当局が企業の荷積みから配達までの商品の動きを追跡します。
引用元:KHMER TIMES「Online Customs drive to accelerate trade by road」
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・最後に
カンボジアに関してはコロナ流行の最中に今後の発展に向けて着実に仕込みをしているというイメージです。
ASEAN全体でみても今後どうあがいても更なる注目を浴びること間違いなしなので、一個人としても企業としても早めに行動するのが良さそうですね!!
アフターコロナでカンボジアに進出するぞ!!という人はコロナ禍の今でもできる郵送アクレダ銀行口座開設を早めに行い、カンボジア視察にくる前に定期預金で視察代を確保しておくといいと思います。
それではまた!!