カンボジアの2つの主要な上場港であるシアヌークビル自治港(PAS)とプノンペン自治港(PPAP)は、フナン・テチョ運河プロジェクトの最初の21キロのフェーズへの投資決定を発表しました。
カンボジア証券取引所(CSX)に送られた通知によると、第一段階では、運河の建設と運営を管理するために設立されたFunan Techo Inland Waterways and Logistics Co.LtdにPASが26%、PPAPが25%を投資する予定であるとのことです。
また、第一段階の残りの49%の株式は、地元の複合企業である海外カンボジア投資公社(OCIC)が取得するようです。
この運河プロジェクトは、全長約180キロメートルで、カンダル州、タケオ州、カンポット州、ケップ州を通る内陸水路をカンボジアの海につなぐことを目的としています。
現在のスケジュールによれば、2028年に運河が運用開始されると、BOT(建設・運営・譲渡)方式で2つの港によって運河が管理されることになります。
CDCの報告書によると、現在、同国の輸出品の67%はPAS経由、33%はPPAP経由であり、国際市場に到達する前にベトナムの港を通過しています。
この運河の完成により、ベトナム経由での国債市場への輸出の必要がなくなり、大幅に輸送コストを削減できるとされています。
また、この運河によりPASの輸送活動が最大90パーセント増加するとされています。
推定17億ドルの費用で実施されるこのプロジェクトは、ルート沿いの発展を促進し、産業、農業、物流、不動産を強化し、新たな経済拠点を創出すると期待されています。
着工式を急遽祝日にしてしまうくらいのプロジェクトなので、カンボジア経済の発展に大きく貢献することを政府は確信していると思います!!
とりあえず、PASとPPAPの株は少しずつ買っていこうと思います。
それではまた!!