カンボジア国家民間航空局(SSCA)は、首都プノンペン郊外のカンダール州に建設された新たな「テチョ国際空港」が2025年9月9日に正式開港すると発表しました。
これに伴い、現在のプノンペン国際空港は9月8日夜をもって運用を停止し、翌日から全便が新空港へ移行します。
開港式は10月20日に予定され、フン・マネット首相が主宰します。
テチョ国際空港は世界最大級の旅客機にも対応できるクラス4F規格の施設で、総面積2,600ヘクタール、開発は3段階に分かれており、第1期の投資額は15億ドルとされています。
同空港は観光・貿易・経済の発展を促進し、カンボジアを地域の航空ハブとして位置づける政府の戦略の一環です。
運用開始後は、現在の空港の約6倍の旅客処理能力が見込まれています。
空港の所有権は、政府が10%、残り90%をOCIC(海外カンボジア投資公社)が保有しています。
一方、プノンペン国際空港については、フン・マネット首相が「歴史的価値がある」とし、売却や再開発の意図はないと明言。
土地とインフラは国有財産として保存される方針で、将来的な用途は検討されるものの、投資目的での取得は認められないと述べました。
テチョ国際空港は、革新的デザインと持続可能性が評価され、すでに世界的な注目を集めており、カンボジアの航空史における重要な節目となると期待されています。
当初では今年の7月に開港する予定でしたが、予定が変更となり9月9日に決定したようです。
この新空港は、カンボジアの空の玄関口として、これからのカンボジア経済に大きく貢献してくれることは間違い無いのでオープンが楽しみです!!
それではまた!!
参考記事:https://www.khmertimeskh.com/501714758/techo-international-airport-set-to-open-on-september-9-ssca-says/
【カンボジア観光】プノンペン新空港「テチョ国際空港」9月9日開港へ

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