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【カンボジア経済】中国需要が後押しして航空旅客数16%増!!タイ国境の緊張状態の影響は…?

ニュース速報
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カンボジアの航空輸送部門は2025年上半期に大きな回復を見せ、旅客数は前年同期比で16%増加し約342万人に達しました。
国家民間航空局(SSCA)によると、この成長の主な要因は中国からの観光客の復帰と地域の安定した需要にあります。
航空会社の搭乗率は安定し、フライトの本数も増加しており、航空業界の健全な回復が見られます。


国際線と国内線の両方が成長に貢献していますが、特に国際線の旅客数が全体をけん引しています。
SSCAのシン・チャンセリー・ヴタ国務長官は、この回復は航空業界の信頼と能力の再構築によるものであると評価しています。


一方で、業界はさまざまな課題にも直面しています。
テチョ空港の建設やシハヌークビル空港の拡張、シェムリアップ・アンコール国際空港の整備などのインフラ対応に加え、燃料価格の変動、運営コストの上昇、国境問題などの地政学的リスクもあります。
また、カンボジアとタイの国境緊張に関しては、タイの航空会社は運航を継続しており、影響は限定的であるとのことです。
今後は新たな路線開設や空港の運用開始、デジタル化や気候変動への対応、人材育成なども重点分野とされます。


政府は2025~2035年の航空政策を承認し、2035年までに旅客数2,500万人、貨物量20万5,000トンの達成を目指しています。
そのためにも、持続可能で強靭な航空輸送網の構築が進められています。


タイとの国境紛争問題で、タイとの陸路での国境は閉鎖されているものの、空路への影響は少ないようで少し安心しました。
一方で、タイとの国境閉鎖によって外国人観光客数への影響は少なからず出てくると思いますので、この点も注意しながら今後も情報発信していこうと思います。


それではまた!!


参考記事:https://www.khmertimeskh.com/501712785/air-passenger-traffic-jumps-to-3-42-million-in-h1/

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