Follow me!!「毎日1分」急成長国から学びを得る!!

【カンボジア経済】アジアから欧州まで、世界に広がるカンボジア米の魅力

ニュース速報
記事内に広告が含まれています。



カンボジアの米産業は2025年も力強い成長を見せています。
カンボジア米連盟の報告によると、2025年1月から8月までに同国は約47万3,000トンの米を輸出し、収益は約3億4,818万米ドルに達しました。
前年同期の輸出量は約41万トン、収益はおよそ3億1000万ドル前後であったため、数量・金額ともに2桁の伸びを記録したことになります。


輸出先をみると、欧州26か国向けが2万2,691トンで収益は1億7,633万ドルと依然として最大の収益市場を維持しました。
中国と香港も大きな輸出先で、11万6,320トンを輸入し6,886万ドルをもたらしました。
ASEAN地域向けは62,158トン、4,350万ドルで前年を上回る水準となっています。
また、アフリカや中東、米国、カナダ、オセアニア地域向けも合計で67,411トンを輸出し、5,948万ドルの収益を上げました。
前年と比べると市場の広がりが一層鮮明で、多角的な輸出構造が強まりつつあります。


輸出品目の内訳では、香り米が全体の87%を占め、長粒白米が約10%、有機米や全粒米などが少量続きます。
高付加価値の香り米が主力である点は前年と変わらず、安定したブランド力を示しています。
さらに注目されるのは、水稲輸出が484万トン超に達し、推定で11億ドル以上の経済効果を生んだ点です。
これは国内の農業収益全体を押し上げる要因となりました。


2024年の年間では、米産業は約20億ドル規模の生産高を記録しており、2025年もその勢いを維持しています。
前年同期と比べて数量・金額ともに成長を示したことで、カンボジアの米は国民の食料安全保障を支えるだけでなく、外貨獲得の柱として存在感を一層高めました。
今後も国際市場での需要を背景に、カンボジア米の地位がさらに強化されていくことに期待です!!


カシューナッツや米などカンボジアの輸出を支える農業製品の輸出先の多様化はカンボジア貿易を安定させると思います。
これからが楽しみです!!
それではまた!!


参考記事:https://construction-property.com/cambodias-rice-exports-surge-raking-in-nearly-usd-350-million-in-8-months/

タイトルとURLをコピーしました