【カンボジア暗号資産】透明性向上へ！！当局が暗号資産規制強化へ共同ガイドラインを検討

ニュース速報

2025.12.17

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カンボジア国立銀行（NBC）とカンボジア証券取引規制局（SERC）は月曜日、デジタル資産や暗号資産の監督に関する共同ガイドラインの草案を検討する会議を開催しました。
目的は、急成長するデジタル金融分野のリスクに対応し、市場監視を強化し、投資家の信頼を高めることです。

会議は、SERCのスー・ソチェア局長とNBCのイム・リアト副総裁が共同で議長を務め、SERC副局長で技術作業部会長のVIN Pheakdey博士、NBCのLay Sokheng副総裁らが参加しました。
さらに、SERC・NBCの作業部会メンバーやカンボジア金融情報ユニット（CAFIU）の代表者も出席しました。
また、法務やデータ管理の専門企業であるD2リーガルテクノロジーのコンサルタントも参加し、国際的な暗号資産規制のベストプラクティスについて助言を行いました。

今回の会議では、デジタル資産の運用監督に関するガイドライン案が協議され、明確な規制枠組みを整えることで、規制遵守を促し、金融リスクを軽減し、投資家保護と市場の健全な発展を図ることが期待されています。

当局者は、会議が非常に生産的だったと評価し、投資誘致やマネーロンダリング防止の強化に向けて、NBCとSERCの連携が重要であると強調しました。
なお、NBCは仮想通貨のリスクを理由に銀行による取引を禁止していますが、個人による利用は依然として明確な規制が定まっていません。

プリンスグループ事件によってカンボジアでは暗号資産についての風当たりが強くなったように感じます。
カンボジアにもRGXという認可を得た仮想通貨取引所はありますが、カンボジアリエル（KHR）またはUSDと暗号資産の交換サービスはありません。
しっかりとしたガイドラインが作られて、安全に取引ができるようになることを期待します。