カンボジア最大級の通信事業者であるMetfone(メットフォン)が、新たな物流サービス「Metfone Express」を正式に開始しました。通信会社として知られる同社が宅配・物流市場へ本格参入することで、急成長を続けるカンボジアの物流業界に新たな競争が生まれそうです。電子商取引(EC)の拡大やデジタル化の進展を背景に、物流サービスの需要は年々高まっています。
■ 発表の概要
Metfoneは6月9日、テクノロジーを活用した配送サービス「Metfone Express」を発表しました。同サービスでは、24時間リアルタイム追跡システムやオンライン配送管理機能などを導入し、個人・法人向けの配送サービスを提供します。通信インフラとデジタル技術を活用することで、配送状況の可視化や業務効率化を実現し、急増するEC需要への対応を目指しています。
■ 背景
カンボジアでは近年、スマートフォン普及とインターネット利用拡大に伴い、オンラインショッピング市場が急成長しています。それに伴い、配送サービスへの需要も大きく伸びています。こうした状況を受け、Metfoneは通信事業の枠を超えた事業多角化を進めています。
実際に同社は2026年3月、国営航空会社のAir Cambodiaと物流分野で提携し、全国規模の物流ネットワーク構築を進める方針を発表していました。Metfone Expressは、集荷から配送までを一貫して担う物流事業の中核サービスとして位置付けられています。
■ 今後の見通し
カンボジアの物流市場は、EC市場の拡大や都市化の進展を背景に今後も成長が見込まれています。Metfoneの参入によって、既存の配送会社との競争が激化し、サービス品質向上や配送コスト低下につながる可能性があります。
また、同社は全国規模の通信ネットワークと顧客基盤を保有しており、地方部を含めた物流網拡大にも期待が寄せられています。市場関係者の間では、Metfoneが通信会社から総合デジタルサービス企業へと事業領域を広げる中で、物流事業が新たな収益の柱になるか注目されています。
それではまた!!
※本記事は海外報道を参考に内容を整理し、独自に再構成しています。
参考記事:https://www.khmertimeskh.com/501916798/metfone-launches-express-delivery-service-in-cambodia/

