Bakongは昨日(8月11日)発表されたカンボジア国立銀行(NBC)とMalayan Banking Berhadとの提携により、マレーシアとの国際送金の許可を得たとクメールタイムズは報じました。
今回のメイバンクとバコンの提携により、マレーシアの銀行クライアントはMAEモバイルバンキングアプリケーションを介して、バコンのデジタルウォレットに直接送金できるようになります。
NBCは昨年カンボジアは海外居住の国際労働者から約12億ドルの送金を受け取り、マレーシアの労働者がその総送金額の1.4%を占めていると報告しています。
少なからずマレーシアで働いているカンボジア人の方々にとっては朗報ですね!!
国際送金の手数料はかなりの負担ですからね…
また、メイバンクカンボジアの最高経営責任者であるダトモハドハニフスアディ氏は、次のように述べています。
「今後15年間、あるいはもっと早く、カンボジアはすべての支払いが電子的に行われる完全なキャッシュレス社会になると信じています。」
引用元:KHMER TIMES
プノンペンで実際に生活してみると確かにキャッシュレス決済を使う頻度は多いですが、ローカル店や地方の屋台に行くとまだまだキャッシュレスは根付いていないという印象です。
これからのバコンがキャッシュレス社会への促進剤になることを期待したいですね!!
バコンとメイバンク間の送金は最大2,500ドルで、現在は新しいパートナーシップを祝うためにすべての手数料が一定期間免除されるとのことです。
また、全ての送金はマレーシアリンギットと米ドル間で行われます。
バコンの導入目的としては自国通貨のリエルの使用促進なので今後リエルの利用も可能になると思います。
このニュースが今後さらにASEAN経済のデジタル化を促進させ、世界から注目を集めるキッカケになると嬉しいですね!!
多くの課題や問題に直面するかとは思いますが、カンボジア国立銀行(NBC)にはこれからも積極的に国際送金の提携に奮闘してほしいです!!
それではまた!!
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