
カンボジアで初の大型水族館を有する施設「Angkor Wildlife & Aquarium
(アンコール・ワイルドライフ&アクアリウム)」。
実は…私、水族館好きです。
これまで日本各地、海外旅行へ行った際はその国の水族館をチェックするのですが、そんな私も想定以上に大満足できた「アンコール・ワイルドライフ&アクアリウム」。
その魅力をまとめました。
基本情報
●場所
シェムリアップ市内より少し離れた場所に位置する「Angkor Wildlife & Aquarium
(アンコール・ワイルドライフ&アクアリウム)」
車で50分ほどかかるため、途中郊外にあるバコン寺院などと一緒に回るのがおすすめ。



●行き方
☞トゥクトゥク
私は、他の場所をまわるため、半日$30でトゥクトゥクを予約。
中心地から離れているので、往復でお願いする方がトゥクトゥクドライバーさんもうれしいかも…。
無料のシャトルバスもあるようなので、時間に余裕がある方はそちらがおすすめ。
●入場料(2025年1月時点)
大人 $20
子ども $11
※カンボジアに住んでいる人は、大人$11、子ども$5.5に。
私はvisaを見せて割引してもらいました。
●目安見学所要時間
約1~2時間
※水族館と動物園があり、簡単にぐるっとまわるために約1時間。
でもちょっともったいないなと感じました。
展示が充実していますしレストランも併設されているので、家族連れだと半日は過ごせるなと感じました。
アンコール・ワイルドライフ&アクアリウムの魅力
教育的価値の高い展示
正直、水族館の中には客寄せのために映える展示、人気の生き物をメインにし 展示の意図を感じない水族館も多々あります。
しかし、アンコール・ワイルド&アクアリウムは違います!!
「メコン川」に生息する淡水魚の大水槽は、何時間でも見ていられる。。。



特別大きい水槽というわけではないですが、演出の仕方なのか…。
いや~・・・じーっと眺めていると吸い込まれていくようでした。
あの茶色いメコン川には、こんな巨大な淡水魚がうようよいるのだと想像するだけで興奮。

そして、さらに素晴らしいのは、展示の説明ボード。
メコン川のもたらす恵みや現在の人間生活による環境の変化。
メコン川に生息する生き物の役割、その個体数の増減。
そういった学びに関する展示がしっかりとされているんです!!



これは、私のようなリケジョ、水族館オタクだけでなく、家族連れにもうれしい!!
楽しみながら学べる環境。
英語とクメール語で記載されているので、Google翻訳を片手に子どもたちと見ていくのもいいですね。
カンボジアを感じる内装
カンボジアの生活の中にある生き物との関係。
それを感じることのできる内装がさらにすてきです。
「The カンボジアの水族館」。
ここでしか見られない、感じられない空間が演出されています。



あたたかいスタッフ
開門と同時に入場したため、お客さんはほぼ自分1人。
魚たちに餌やりをしていたので、それを見ながら飼育員さんに手を振りました。
すると「おいで、おいで。」って。
そして、目の前で餌やりをしてくれて、魚の表情が分かるように角度をつけてくれて…
私のためだけに。
お客さんが一人でも、私のような大人にも、魚たちの魅力を伝えてくれる飼育員さんの姿勢に感動。



動物園にレストラン…、一か所で完結できる空間
水族館だけでなく、動物園やレストランもあります。
動物園の展示もしっかりと動物の特徴、飼育方法など魅力的にされています。
レストランも竹をふんだんに使っており、ここでもカンボジアを感じることができます。



さいごに…
こんなに質の高い水族館に出会えるなんて…、正直びっくりしました。
シェムリアップは遺跡も豊富で回るところいっぱいなので、なかなか「水族館」という選択肢にならないかもしれません。
が、しかし!!
暑さや雨風をしのげて老若男女楽しめる場所としてベストスポット。
ぜひ、一度足を運んでみてください。
さいごのさいごに…。
淡水魚たちのお顔をどうぞ!



それでは~。
ライターさんの紹介!!

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座右の銘:生きてるだけで丸儲け、死ぬこと以外かすり傷。
旅のモットー:他力本願。ハプニングはネタ。
クメール語勉強中、英語永遠に勉強中、カンボジア生活2年になりました。思いつきで始めたカンボジア25州制覇の道のりをゆる〜く発信。よろしくお願いします!