ASEANビジネス諮問委員会(Asean-BAC)のアルシャド・ラスジド会長は最近、この地域のユニバーサルQRコードはもはや夢ではないと述べました。
また、デジタルQRコードは今年9月までにすべてのASEAN加盟国で使用できるようになる。と同氏はインドネシアのアンタラ通信に語っているようです。
現在、ASEAN地域のすべての国がそれぞれのQRコード決済サービスの普遍的な統合に同意しているようで、この統合により、どのASEAN諸国からの訪問者でも、自国のQRコードを使用して別のASEAN諸国でデジタル決済ができるようになります。
また、国際送金にも大きな革命をもたらすことが予測できます。
カンボジアで言うと、KHQRでASEAN諸国のどの国に行ってもデジタル決済が可能になります!!
既にカンボジアとタイではQRコードが統合されていて、間も無くラオスとベトナムとも統合される予定です。
Asean-BACによると、タイとカンボジアに加え、インドネシアとマレーシア、インドネシアとタイ、シンガポールとマレーシア、シンガポールとタイといったASEAN諸国間のQRコードが既に接続されていて、他のいくつかの国のQRコードシステムも間もなく完成する予定とのことです。
越境QR決済には、取引の簡素化、取引コスト削減、即時性など様々なメリットがあります。
カンボジアは一足先に中央銀行がQR決済の導入を始めたので、既に国内ではQR決済が一般化されていますが、他国での普及具合が気になるところではあります。
統合自体はすぐに可能かもしれませんが、実際に越境QR決済が普及するとなると、少し時間がかかると思います。
先日カンボジアの田舎の方に出張に行ったのですがカフェでKHQR支払いが可能でした!!
都市部だけではなく農村部や田舎でも少しずつQR決済が導入され始めていますね!!
ASEAN地域の経済活性化にはかなりの効果を発揮すると思いますので楽しみです。
それではまた!!