カンボジア政府は、ベトナムとの国境沿いに新しい国際国境検問所を4か所設ける計画を進めています。
場所はタケオ州、クラティエ州、ラタナキリ州、トボンクムン州で、いずれも交通や物流の要所となる地域です。
2025年8月19日に発表されたこの取り組みは、単に国境を越えやすくするだけでなく、貿易や観光を活性化させ、両国の結びつきをより強める狙いがあります。
すでに会議では、設置場所や土地収用、実現可能性の調査について詳しく議論が行われたそうです。
このプロジェクトはアジアインフラ投資銀行(AIIB)の融資を受けて進められる予定で、特に運輸分野の改善に大きな効果が期待されています。
国境をまたぐ道路や橋が整備されれば、物流コストが下がり、農産物や工業製品の取引がスムーズになります。
また、観光客にとっても移動が便利になり、地域の交流が盛んになるはずです。
僕自身カンボジアに暮らしていて、インフラ整備の遅れを実感することが多いので、この動きには経済的に大きな価値あると感じます。
特に北東部は発展の余地が大きい地域で、道路や国境検問所が整えば、これまで不便だった場所にも人や物が集まりやすくなります。
もちろん、土地収用など地元への影響も無視できませんが、しっかりと住民の声を取り入れつつ進めてほしいところです。
このプロジェクトはカンボジアの長期的な開発計画「ペンタゴン戦略」にも位置づけられていて、より広い地域協力の枠組みともつながっています。
単なるインフラ建設ではなく、国の成長戦略の一部として進められる点に注目です。
将来的には、ベトナムだけでなく他国との結びつきも強まり、カンボジアの国際的な立ち位置を高めることになると期待したいですね!!
それではまた!!
参考記事:https://construction-property.com/cambodia-announces-plans-for-four-new-international-border-crossings-with-vietnam/
【カンボジア経済】北東部開発の鍵となるか!?ベトナムとの国境検問所計画

記事内に広告が含まれています。