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【カンボジア経済】物流革命へ!!FTC運河建設1周年とその成果

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カンボジア最大の水路インフラ事業「フナン・テチョ運河(FTC)」の建設準備工事が、開始から1周年を迎えました。
全長180kmの運河予定地での境界線画定が完了し、掘削・建設工事に向けた重要な節目を迎えました。
この17億ドル規模のプロジェクトは、フン・セン上院議長の誕生日にあたる昨年8月5日に始まり、カンダール、タケオ、カンポット、ケップの各州を通り、メコン川水系とタイ湾を結ぶ水路を目指しています。


FTCが完成すれば、カンボジアはベトナムの港への依存を減らし、自国経由での海上貿易を実現できます。
これにより輸送コストの削減、手続きの簡略化、そして貿易の促進が期待されており、経済的自立の鍵とされています。


公共事業運輸省(MPWT)は、境界画定の完了は政府の強い意思と関係機関の協力の成果だとし、2028年の完成に向けて前向きな見通しを示しています。
副首相スン・チャントール氏は、同プロジェクトがカンボジアの物流・貿易環境を根本的に変える戦略的重要性を持っていると強調しました。


今後は運河沿いにドライポートや工業地帯も整備され、さらなる投資を呼び込む計画です。
また、政府は環境影響評価や住民補償にも力を入れており、持続可能な開発を重視しています。


専門家によると、水上輸送は道路よりも多くの貨物を効率的に運べる利点があり、国際物流の競争力向上にもつながるとのことです。
FTCはまさに、カンボジアの経済的自立と成長を象徴する国家的プロジェクトと言えますね!!


予定通り3年後の完成に期待です!!
それではまた!!


参考記事:https://www.khmertimeskh.com/501733067/investor-confidence-rises-as-ftc-pre-construction-completes-one-year/

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