カンボジア農林水産省(MAFF)の報告によると、2025年1月から10月までの農産物輸出量は1,100万トンを超え、輸出額は41億8,000万ドル以上となり、前年同期比で28.57%増加しました。
輸出先は90か国で、米以外の農産物が約574万トン、水稲が約544万トン、精米が約70万トンとなっています。
金額では、米以外の農産物が25億3,000万ドル、水稲が10億9,000万ドル、精米が5億5,650万ドルでした。
タイ向けには米以外の農産物を約2億6,019万ドル分輸出したものの、今年はタイへの米輸出はありませんでした。
これは一部国境検問所が閉鎖された影響ですが、カンボジアは水路輸送を活用し、6月後半から10月末までに約2,398トン、705万ドル分を引き続き輸出しました。
全体として輸出は伸びたものの、10月は前月比で27.5%減少し、量・金額ともに9月を下回りました。
前年同期比では総輸出量が264万トン増加し、水稲・精米・その他農産物すべてで伸びが見られました。
一方で、生鮮キャッサバの輸出は、国内で乾燥キャッサバ粉など加工品の生産へ移行する動きが拡大したため減少しました。
代わりに、乾燥キャッサバは約61%、キャッサバ澱粉は約82%と大幅に増加しました。
加工品の生産に移行することはカンボジア経済にとってポジティブな内容ですね!!
Made in Cambodiaの様々な商品が世界に向けてさらに輸出されていくことに期待です。
それではまた!!
参考記事:https://www.khmertimeskh.com/501788209/cambodias-agricultural-exports-exceed-11-million-tonnes-in-first-10-months-of-2025-earning-over-4-billion/
【カンボジア経済】農産物輸出が急増!!加工転換がもたらす輸出構造の変化
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