カンボジア関税総局が発表した報告書によると、カンボジアとASEAN加盟国との貿易額は今年最初の8か月間で104億9000万ドルに達し、前年同期の93億8000万ドルから11.8%増加しました。
また、カンボジアとASEANの貿易額は、今年最初の8か月間の貿易額369億ドルのうち28.4%を占めたとのことです。
今年1月から8月までの間に他のASEAN諸国に34億3000万ドル相当の製品を輸出しており、前年同期の31億1000万ドルから10%増加しました。
一方、ASEAN諸国からの輸入額は70億6000万ドル(前年の62億7000万ドルから12.5%増加)ですので大きく赤字ですね。
貿易相手国上位5カ国はベトナム、タイ、シンガポール、インドネシア、マレーシアとなっています。
最近のニュースでインドネシアの国営食品物流会社Bulogが、国内の米生産量が減少する中、国内の米供給を確保するためにカンボジアの米生産者を買収する計画を検討しているというニュースがありました。
その中で、米生産能力が比較的小さいことや、効率的な米生産に不可欠な港、道路、安定した電力などの必須施設が不足しているというインフラの課題を指摘していました。
やはり、カンボジア貿易にとってインフラの整備は急務になりそうですね。
港、運河、高速道路、鉄道、空港のインフラ開発が大きく動き出しているカンボジアですので、5〜10年後のカンボジアに期待ですね!!
それではまた!!
参考記事:https://www.khmertimeskh.com/501565511/cambodias-trade-with-asean-up-11-8-in-first-8-months-of-2024/
【カンボジア経済】ASEANとの貿易は2024年の最初の8か月で11.8%増加
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