【カンボジア経済】米国企業に投資のメリットをアピール！！副首相が投資環境の強みを強調

カンボジアのスン・チャントール副首相兼カンボジア開発評議会（CDC）第一副議長は、米国のビジネス代表団との会議で、カンボジアへの投資の魅力について説明しました。


この会議は、カリフォルニア駐在のカンボジア商工会議所代表事務所を率いるキム・チャ・ハウト名誉総領事が率いる米国カリフォルニアの代表団とのビジネスマッチングの場として開催されました。
チャントール氏は冒頭、カンボジアが長年にわたり政府の賢明なリーダーシップのもとで発展を遂げてきたことを説明し、特に「カンボジアビジョン2050」の実現に向け、経済の多様化を推進する政策を進めていると述べました。


さらに、カンボジアへの投資を検討する理由として、いくつかのポイントを強調しました。
・改善が進む交通・物流インフラ
・地理的に有利な立地と再生可能エネルギーの供給源
・平和で安定した政治とマクロ経済
・デジタル化に対応し、学習意欲の高い若い労働力
・政府の民間ビジネス支援
・柔軟で優遇措置の多い投資法


政府は、民間ビジネスの成長を積極的に支援しており、特に政府と民間セクターの対話の場を設け、投資環境の整備に取り組んでいます。
また、カンボジアの投資法は非常に柔軟で優遇措置が多いことも、投資家にとってのメリットとしています。
さらに、国全体および地域全体の統合を促進するために、陸・海・鉄道・空のすべての分野で輸送・物流インフラの整備が進められており、貿易やビジネスの可能性が広がっています。


米国代表団は、カンボジアの急速な発展に感銘を受け、政府やCDCが民間部門の成長を支援していることを高く評価しました。
そして、今後カリフォルニアとカンボジアの経済・投資関係をさらに強化し、二国間の協力の可能性を探る意向を示しました。


カンボジアの最大の貿易相手は中国で、最大の投資家でもあります。
一方、米国はカンボジアの最大の輸出国で、カンボジアでは米ドルが主要通貨として利用されています。
両国との関係をうまく維持していくためにも、米国との関係強化は必要だと感じますね。


それではまた！！


参考記事：https://www.khmertimeskh.com/501647982/cdc-promotes-cambodias-investment-potential-to-us-delegation/