カンボジア政府は、新テチョ国際空港の開発に伴い、旧プノンペン国際空港(ポーチェントン空港)の今後について明確な方針を示しました。
2025年10月20日に行われたテチョ国際空港の開港式で、首相は「ポーチェントン空港は引き続き国の所有であり、民間に売却することはない」と強調し、同空港の長い歴史と国民にとっての象徴的価値を守る意向を表明しました。
また、政府はこの旧空港を予備空港として維持するほか、敷地の一部を地域住民の憩いの場となる公共公園として再利用する計画も進めているとのことです。
一方で、首相は過去に一部の関係者が土地売却を目的に首相の署名を偽造した事件があったことにも言及し、民営化や土地転売に対する懸念を完全に否定しました。
ポーチェントン空港は約70年間にわたりカンボジアの空の玄関口として機能してきましたが、2025年7月に正式に閉鎖され、すべての航空便はカンダール州タクマオ市の新テチョ国際空港へ移転しました。
この政府方針は、経済発展のなかでも歴史的資産を大切にし、国民に還元するという姿勢を示すものであり、カンボジアが近代化と伝統の両立を重視していることを明確にしています。
政府は今までも一貫として民間への売却を否定してきましたが、依然としてその状況は変わっていないみたいです。
個人的には公共公園の計画があるのは楽しみですね!!
空港が移転したことにより旧空港周辺エリアの魅力が薄れることが懸念されているので、公共公園の誕生により再び注目を集めることに期待です。
それではまた!!
参考記事:https://construction-property.com/cambodia-reaffirms-commitment-to-preserve-phnom-penh-international-airport-as-new-development-begins/
【カンボジア経済】旧プノンペン国際空港はどうなるのか?首相が明確な方針を示す
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