基礎技術は蹴る(キック)・止める(トラップ)・運ぶ(ドリブル)
皆様ご存知の通り、サッカー選手は今や将来なりたい職業ランキングで常にトップに君臨するほどの人気の職業ですね!!
サッカー人口も年々増えていて、今の世代の子供たちは野球よりもサッカーをやりたい!!という子の方が多いのではないでしょうか?
どんなスポーツをしていようと、お父さんお母さんが考えるのは子供の頑張っている姿をみたい!ということだと思います。
せっかくなら子供がレギュラーで活躍して欲しい!子供がレギュラーで試合に出ていれば毎週末試合の応援に行く楽しみが倍増しますよね!
最近は熱心にアドバイスを聞きにきてくださる親御様が多いです。そんな方々の想いを少しでもサポートできるようにサッカー歴17年、少年サッカーのコーチ歴4年の私がサッカー未経験のお父さんお母さんでも技術面でお子様をサポートできるよう、わかりやすく3つのポイントで解説していきたいと思います。
・まず始めに
日本ではサッカー人気が高まり、それに伴い指導者のレベルも上がり、街のサッカークラブでも、クラブチームでもサッカー経験豊富なスタッフが戦術や技術について細かく指導してくれます。
ちなみに、私の弟は街のサッカークラブ出身で、サッカースクールにも行かずに小学校6年生の時にJリーグの下部組織2チームからスカウトがきて、その後プロサッカー選手になっています。今や街のサッカークラブの指導者のレベルは侮れないものとなっています。
ですので、戦術や技術の指導に関してはクラブの指導者を信頼してください。
そこで指導者目線でお話させていただくと、
練習時間は多くて週3回〜4回で一日2時間程度、練習試合が週1〜2回程度だと思います。
なのでクラブでの練習時間は多くて週8時間程度です。
となると、基礎技術に関してはどうしても練習時間だけでは補えず、子供達の練習終わりや、放課後などの時間の反復練習にゆだねているというのが現実です。
反復練習は子供達の自主性に任せるのはもちろんですが、ほんの少しの時間でもでもお父さんお母さんのサポートがあると子供たちはさらなる成長を遂げます。
好きなことに一生懸命取り組んでいる子供達に少し手を貸してあげてください!
サッカーの基礎技術には、
蹴る(キック)・止める(トラップ)・運ぶ(ドリブル)
の3つがあります。
それでは、この3つの技術のサポート方法を解説していきます。
・蹴る(キック)
まず、キックの基礎としてインサイドキックというものがあります。
インサイドキックというのは足の土踏まずの部分でボールを蹴る技術です。
こちらの動画をご覧ください。
マッツJAPANさんという方のチャンネルです。
わかりやすく丁寧に解説してくれていてとても良いチャンネルですね!!
サッカーにおいてこのキックは最も初歩的な技術であり、最も重要な技術です。
小学校高学年になっても上手に蹴ることができない子もいるほど実は難しいキックでもあるので、お父さんお母さんも一緒に確認してサポートしてあげてほしい技術です。
動画をご覧いただいてわかると思うのですが、この練習ってとても地味です!笑ですので、ゲーム性を加えて練習することでお子様も飽きずに楽しく練習できると思います。
例えば、
空缶などの目標物をおいて、インサイドキックで10球中1球でその目標物に当てることができたら飴ちゃん1つプレゼント!!
※一発一中できるようになればインサイドキックはマスターですね!
このようにしてモチベーションを管理してあげることができれば自然と自主練習をする癖がつくと思います。
この空缶当てゲームはサッカー経験豊富な私でも難易度を上げて(距離を遠くする、インサイドキックではなく、違う種類のキックで当てる等)友達と遊んだりすると盛り上がります!!
・止める(トラップ)
このトラップという技術に関しても先ほど説明したインサイドキックが重要となってきます。
それでは、またまたマッツJAPANさんの動画をご覧ください!
マッツJAPANさんありがとうございます!最高です!笑
わかりやすく、簡潔で、丁寧ですね。
トラップという技術はインサイドキックの応用です。
止まっているボールが対象のキックより、動いているボールが対象のトラップの方が難易度は高くなります。
サッカー未経験のお父さんお母さんであれば、ボールを手で転がして上げて一緒に練習するのが良いかもしれませんね!
トラップが上達してきたら先ほどの空缶当てゲームの際、お父さんお母さんの転がしたボールをトラップしてからキックをするという一連の流れで練習ができますね!
・運ぶ(ドリブル)
最後に、ドリブルという技術を紹介します。
ドリブルに関しては、基礎技術である蹴る・止める・運ぶの中で最も難易度の高い技術ですので丁寧に時間をかけて練習が必要です。
それでは、動画をご覧ください!
今まで説明してきたインサイドに加えてアウトサイドという言葉が出てきました。
アウトサイドタッチとは、インサイドとは違い中心でボールをとらえるのではなく、足の小指の付け根のあたりでボールをとらえる技術です。
とても難しいですが、ドリブルにおいてアウトサイドタッチは、インサイドタッチよりもタッチの回数が多くなるので是非マスターしてほしい技術です。
練習方法としては、
目標物(空缶、電信柱、お父さんお母さん等)に向かってインサイド、アウトアイドを使って進む
この練習の良いところは目標物を確認するために顔をあげて(ボール、目標物を交互に確認)ドリブルをしなければならないということです。
試合中にずっとボールを見ながらドリブルをしていると、目標であるゴールを見失ってしまいますし、相手ディフェンスを確認できないので、早い段階から顔を上げてドリブルする癖をつけておきたいです。
モチベーション管理に関しては、タイムトライアルが良いと思います。
例えば、
最初に20メートルを10秒でドリブルできたとしたら、一週間後は7秒にしよう!成功したら飴ちゃん1つプレゼント!!
ドリブルスピードが上がれば試合で大活躍できますからね!
・最後に
蹴る(キック)・止める(トラップ)・運ぶ(ドリブル)という基礎技術に大切なのは「真っ直ぐ」というところです。
真っ直ぐ蹴る、真っ直ぐ止める、真っ直ぐ運ぶ
この基礎が小学校低学年までに固まっていれば応用の飲み込みがとても早くなります。
お子様のモチベーション管理をしながら、根気強く反復練習することで身についていきますので、お父さんお母さん!是非ともお子様をサポートしてあげてください。
ちなみに、私調べでなんの根拠もありませんが、一緒にサッカーの練習をしているというご家庭のお子様はサッカーの上達が早いです。
子供の承認欲求は親に向いていることが多いので一緒に練習して沢山褒めてあげてください。
日頃コーチに厳しいことを言われているかもしれないので!笑