カンボジアの農業部門は2025年初めに力強い成長を遂げました。
主要な輸出品である米やバナナ、マンゴー、カシューナッツなどが好調で、特に水稲と精米の輸出は前年同期比でそれぞれ18%、31%増加し、合計で約7億8,800万ドルの収益を上げました。
カシューナッツの輸出も58%増と大幅に伸びています。
一方で、キャッサバやゴム、生マンゴーの輸出は減少傾向にありました。
ディット・ティナ農林水産大臣は、農業が他の産業よりも高い回復力を持ち、カンボジアの社会経済発展において重要な柱であると強調しました。
農業は国内の食料安全保障の確立に貢献し、現在では数百万トンを海外に輸出するまでに成長しています。
主な輸出先は中国、ベトナム、タイでして、タイとの緊張状態が続く中、今後の輸出にどのように影響していくか注意が必要ですね。
政府は農業の近代化と商業化を進める新たな戦略を導入し、農家の収入向上を目指しています。
具体的には、全国のコミューンに農業職員を配置し、農家への技術指導や協同組合の支援、生産コストの削減を図る取り組みが行われています。
製造業、観光業、建設業などと同様に農業はカンボジアの主要産業です。
カンボジアの主な農産物の輸出品には、米、バナナ、マンゴー、キャッサバ、カシューナッツ、トウモロコシ、コショウ、タバコなどが挙げられます。
今後の輸出拡大に期待です。
それではまた!!
参考記事:https://www.khmertimeskh.com/501705539/agricultural-products-see-remarkable-surge-in-exports-2/
【カンボジア経済】農産物輸出は米とカシューナッツが牽引

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