カンボジア国立銀行(NBC)は、7月4日から同国の銀行間取引プラットフォームであるバコンシステムのメンバーであるすべての金融機関に銀行QRコードを統合して単一化すべくKHQRを展開します。
今までのカンボジアでは各金融機関が独自にQRコードを発行していました。
同一金融機関であればQRコードで送受金が可能で、顧客はモバイルアプリを通じて小売店のQRコードをスキャンすることで決済が可能ということもあり、人気のキャッシュレス決済方法としてカンボジアに普及していました。
しかし、多くの金融機関がQRコードを提供していたため、小売店のレジには決済用のQRコードが溢れかえっていました。
この問題を解決すべく、カンボジア国立銀行は銀行QRコードを統合して単一化すべくKHQRを開発しました。
また、バコンメンバー内の銀行間送金もKHQRを利用すれば簡単操作で即時反映されるのでものすごく便利です!!
KHQRでABA銀行からACLEDA銀行へ試しに送金してみたけど、簡単ですごく便利ですね🤔
— Tomo🇰🇭カンボジ屋さん (@Tomtom0822) July 6, 2022
ACLEDAQRコードを写真フォルダにダウンロードして、ABA銀行のアプリで読み込んで希望の金額を入力するだけで送金完了です!#Bakong#KHQR#カンボジア pic.twitter.com/sSW42bJp96
バコンの誕生により他銀行間の送金のコストが削減され、さらにKHQRの誕生によりさらにバコンの利用のハードルが下がりましたね!!
また、バコンシステムは国際送金にも使用されており、既にメイバンクを通じてマレーシアで利用可能です。
間もなく、タイで働くカンボジア人もこのシステムを使って家に送金できるようになるとNBCのIT部門のBakongプロモーションおよび機能サポートのリーダーであるRouen Nimol氏は述べています!!
東南アジアでの国際送金のハードルとコストが下がっていきますね!!
これが世界中に波及することを楽しみにしたいです!!
それではまた!!