カンポット旅2日目。
あいにくの雨…。嘆いても天候は変わらないということで、10時までゆっくりとカフェで朝食。
Cafe Espresso Roastery – Google Maps
小雨になってきたので、いざ、ボーコ―山へ。
ボーコ―山国立公園は、フランス植民地時代に避暑地として栄えていた場所で、廃墟となった今も当時の雰囲気を味わえるということで、多くの人々が訪れる人気スポットらしい。
カンポットの街の中心部（ドリアン交差点）から、西へ約40ｋｍ。タクシーかバイクで行く人がほとんどらしいけど、私たちはトゥクトゥクで“ボーコ―山アタック！！”
配車アプリ「PassApp」でトゥクトゥクを呼び、出発。
カンボジアのトゥクトゥク配車アプリは「Ｇｒａｂ」もよく使われるけど、地方部は「Pass App」が強い！両方持っておくのがおすすめです。
そして、このトゥクトゥクでの旅が最高によかった！！
街中を抜け１５分ほど進むと、山の入り口に。そこからはひたすら山を登ります。
時折、「ヴィィィィーン。」トゥクトゥクが悲鳴をあげるほどの山道。標高が上がるにつれ、お菓子の袋はパンパン。野生の猿も楽しめます。そして、トゥクトゥクだからこそ感じられる風が冷たくて本当に気持ちいい。
登ること約40分。出発からは1時間半弱。トイレ休憩のできるコンビニのような所に着いたので、トゥクトゥクのおじさんに別れを告げ、周辺を散策。
ところが、
「？…。どこに、廃墟があるの…。」
しばらく歩いても、周りを見渡しても建物らしきものは見当たらない。
「ここじゃない！？」
そう、ここじゃなかった。気づいた時には遅かった。 山頂付近で途方に暮れていると…。
な、な、なんと！！行きのトゥクトゥクドライバーのお兄さんが引き返してくれた！！！！！
「神様、仏様、トゥクトゥクドライバー様！」
このお兄さん、きっと「なんでこんなとこで降りるの…。」って不思議に思っていたんだと思うし、誰も乗せず下界に降りてもね。料金交渉をして、最後まで運転してもらうことにしました。
休憩所から約10分ほど進むと…、見えてきました！！
出会えた！！！最初に見えてきたのは、趣のあるお寺。
強運は続き、山頂に行くころには天気も回復。青空が見えてきました。
Wat Sampov Pram – Google マップ
山頂にある別世界。涼しい風、歴史を感じる建造物。観光客も少なく、西洋文化と東洋文化が融合した美しい景色を存分に楽しめます。フェンスや柵もなく、山の風景と眼下に広がる海も最高です。
ボコール教会跡 – Google マップ
また、道中、でっかい「マオ像」のモニュメント（カンボジア最大！？）に出会えたり、カジノの跡地や小さな滝を見ることができたり、見どころがいっぱい！
蒸し暑さのある雨期のカンボジアで、涼しく快適な環境で自然を楽しむならボーコ―山！！
個人的に、カンポットで絶対行ってほしいスポットです！！
さて、次回は、この旅行での移動手段や費用について書きます。それでは～。
ライターさんの紹介！！
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座右の銘：生きてるだけで丸儲け、死ぬこと以外かすり傷。
旅のモットー：他力本願。ハプニングはネタ。
クメール語勉強中、英語永遠に勉強中、カンボジア生活2年になりました。思いつきで始めたカンボジア25州制覇の道のりをゆる〜く発信。よろしくお願いします！
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