過去最高に過酷な「ジャングル・トレッキングツアー」に参加しました!!
今回はその詳細をまとめました。
はじめに…
このツアーに参加するにあたって、自分たち自身で以下のことは気を付けました。
①現地前日入り。
②長袖、長ズボン、リュック、帽子など服装を整える。
③スポーツドリンクや軽食を用意しておく。
④無理はしないと仲間と約束しておく。
⑤英語が堪能な人が1人はいる。
異国の地での自然相手のアクティビティなので、いつもの旅より丁寧に準備しました。
今回、私たちが参加したツアーは、Green Jungle Trekking Tours-Cambodiaの企画する「1-DAY TREK VIRACHEY NP. & RATANAKIRI COMMUNITY(ラタナキリ集落のヴィラチェ国立公園の1日トレッキングプラン)」。
事前にネットでコンタクトをとり、値段やプランの確認、予約をしました。
当日が近づいてきて再度連絡を取りましたが返信が返ってこず…。
どうにかなるだろうと、トレッキングの前日にラタナキリ州へ到着。
その日に宿泊した宿のオーナーさんに頼んで再度ツアー主催者に連絡を取ってもらいました。
すると、英語ガイドがその日の夜に宿泊場所までに来てくれ、明日のプランについて再度相談&確認。
1日プランは2種類あり、
①ジャングルの広がるビラチェ国立公園のトレッキングHardプラン。
②ラタナキリ州の自然の中でのトレッキング、川下りや滝を楽しむ、Medium hardプラン。
私は、「ナショナルパークのトレッキング」というワードに惹かれ、そんなにトレッキング経験もないのに「①のHardプラン」を選択してしまったのです。
朝8時過ぎ。
英語ガイドさんが車で宿泊場所まで迎えに来てくれました。
まず、トレッキングのスタート地点まで車で1時間ほど移動です。
コンクリートの道が終わり、赤土の道が続きます。



国立公園のある場所まで川を渡り、さらに奥地へ向かいます。


宿を出発してから約2時間半。
※途中渡し舟を1時間弱待ったり、船の移動に20分ほどかかったりしました。
やっと出発地点の少数民族の住む村へ着きました。
少数民族の方しかジャングルの中を案内することができないため、少数民族の方と合流する必要があります。
しかしこの日、村でお葬式があったようで、1時間ほどジャングルガイドを待つことになりました。
少数民族のお宅で昼食を食べたり、家畜を眺めたりして過ごしました。



出発のめどが付き、トレッキングのスタート!
トレッキングスタート時刻は12時50分(笑)
「ジャングルの入り口まで40分歩くぞ!」
という英語ガイドさんの言葉を信じ、炎天下の中ジャングルを目指しました。



しかし、なかなかジャングルに着かない…。
「ジャングルまであとどれくらい?」
「15分かな。」
なんてやり取りをし続け…。
気づけば2時間ちょっと、ほぼ休憩なしで歩き続けていました。
2024年5月1日のカンボジア。
連日気温40℃越え。
体感45℃。
真昼間の影なしウォークは、人生で一番きつい時間に(笑)
もはや顔をあげるのもきつく、茶色い地面だけを見つめ足を進めるしかなかった…。
余裕がなさ過ぎるのと、暑くてスマホが熱をもつのとで写真もほぼ取れなかった…。
14時20分
やーーーーーーーっと、ジャングルの入り口と思われる場所に到着。
「もうちょっとしたら、川がある。そこで泳ぐぞ!」
といわれ、「どれくらい?」と聞くと、「10分。The river is over there!!」て。
そこから30分…(あー、私たちの足では現地の人の3倍の時間を想定しなければいけなかったのかとBLOGを書きながら気づく)。



歩き続けて、やっと川へ。
わいわいと泳ぎ始める英語ガイドと友人たちを横目に、
「ごめん。私、もう泳がない…。」
力尽きた私は、そんなことを言っていたのだけれど…。
川を渡らなければジャングルに入れない事を知り、とりあえず水の中へ。
すると…。
なんか、一気に体が冷えて、体力回復!!!!!
「川の力、偉大!!」



そこから、やっとジャングルの中のトレッキング開始!!
時すでに15時20分(笑)
ジャングルトレッキングでは、川でとれた魚の燻製、木からとれる水、ジャングルの野菜、高級ナッツの木など、様々な植物のことを教えてもらいながら歩きました。




「これなら何時間でも歩いていられる!」
と思っていたら、
「16時だ。もう引き返さないと!コースを変えるよ。」
って(笑)
「もう戻るの!!?」って思ったけど、なんだかんだ歩いたジャングルの道も結構長く、また、険しく急こう配な道のりはなかなかハード。
「あっ。そうか…。Hardプランだった…。」



ちょっとずつ日が沈む中、「私のスピードで戻れるかな…。」と不安な気持ちとともに、とにかく足を進めました。
17時30分。
ジャングルの入り口まで戻りました。
帰りはバイクで、村まで戻りました(助かった…)。
18時過ぎに出発地点まで戻ることができました。
予定ではツアーの全行程が18時に終了だったのだけれど(笑)
少数民族の村へ戻ると、ビールとおつまみを用意してくれていて。
乾杯!!
「生きて帰れてよかった~!!!(私の心の叫び)」


結局、バンルン市内(宿泊場所)まで戻ったのは20時30分。
もうやり切った感、半端ない!!!
一生忘れられないトレッキングツアーになったことは事実。
これだけハードな時間になったのは、乾季終盤、砂ぼこりとひどい乾燥。例年以上に暑いカンボジア。様々な待ち時間により時間が押したこと。ハードプランをなめていた私たちなどなど、多くの事情が重なったからだとと思います。
ジャングルガイドさんは落ち着いていて、黙々と安全にジャングル内を案内してくれました。
英語ガイドさんは明るく知識が豊富で少数民族の生活についてなど、たくさんのことを教えてくれました。(英語の堪能な友人曰く)
そして、宿泊場所まで車でしっかりと送ってもらえました!
クチコミや同じ時に別のツアーに参加した人は、「最高の経験ができた。」と評価も高い!!
と言うことで、自身を鍛えなおしてリベンジしたいと思います!
その時は、クチコミで評価の高いジャングル2泊3日プランもありかな~。
最後に、雄大なジャングルの写真をどうぞ~。

それでは~。
ライターさんの紹介!!

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座右の銘:生きてるだけで丸儲け、死ぬこと以外かすり傷。
旅のモットー:他力本願。ハプニングはネタ。
クメール語勉強中、英語永遠に勉強中、カンボジア生活2年になりました。思いつきで始めたカンボジア25州制覇の道のりをゆる〜く発信。よろしくお願いします!