ASEANは安定し、急速に成長する市場としての魅力があり、外国直接投資(FDI)の流入額は増加する一方です。
この投資の急増は、ASEANの人口増加と所得水準の上昇に牽引されており、中国から離れつつあるグローバルサプライチェーンの主要な受け入れ国としての同地域の戦略的優位性の結果でもあるとのことです。
ASEAN FDI Soars to US4bn, Cambodia Captures US.96bn Ranking 7th
ASEAN’s attractiveness as a stable, rapidly growing market has propelled foreign direct investment (FDI) inflows to unpr...
ASEANの2023年FDI流入額のランキングを見ていきましょう。
順位 | 国名 | 流入額 |
---|---|---|
1 | シンガポール | 1,596億7,000万ドル |
2 | インドネシア | 216億3,000万ドル |
3 | ベトナム | 185億ドル |
4 | マレーシア | 86億5,000万ドル |
5 | フィリピン | 62億100万ドル |
6 | タイ | 45億4800万ドル |
7 | カンボジア | 39億6,000万ドル |
8 | ラオス | 16億7,000万ドル |
9 | ミャンマー | 15億2,000万ドル |
10 | 東ティモール | 1300万ドル |
11 | ブルネイ | -5100万ドル |
ジェトロが7月のビジネス短信で出している暫定値と乖離がありますが、カンボジアの位置と金額はあまり変わらないですね。
こうみるとカンボジアは後発発展途上国の中では流入額が多いですね。
これまでのカンボジアは、税制優遇と低コストがFDIの主な推進力となってきましたが、今後は幅広い考慮が求められているとのことです。
これから乗り越えなければならない課題に直面するので、カンボジア政府の対応に注目です。
この2つの記事を読んでもらえればカンボジアの直近の課題の大枠が掴めるかと思います。
ASEANが世界的な投資ホットスポットとして台頭し続ける中、カンボジアがより注目されることを期待して、日々情報を追っていきたいと思います!!
それではまた!!