カンボジアとベトナムの経済協力はここ数年で目覚ましい進展を遂げています。
2024年の二国間貿易総額は77億8,000万ドルに達し、2023年から実に18.2%も増加しました。
輸出は36億1,000万ドルで21.6%の伸び、輸入は41億7,000万ドルで15.4%増加と、両国の結びつきは数字の上でもはっきりと強化されています。
そして2025年に入ってもこの流れは続いており、1月から7月までの貿易総額は49億5,000万ドルで、前年同期比7.5%の増加となりました。
内訳を見ると、カンボジアのベトナムへの輸出は24億3,000万ドルで10.4%増、輸入は25億1,000万ドルで4.8%増と、輸出の伸びが輸入を上回っている点が注目されます。
特に農産物輸出の拡大が大きな要因であり、今後は加工や付加価値化が進むことでさらなる成長が見込まれます。
8月に開催された「カンボジア・ベトナム貿易促進プログラム」や、スバイリエン州での企業交流イベントでは、農業や物流、サプライチェーンといった分野での協力強化が確認されました。
このような現場レベルの交流こそが、統計数字以上に重要だと思います。
政府間の協定だけではなく、実際に企業や地方の人々が顔を合わせて信頼関係を築くことが、持続的な発展につながるはずです!!
2024年の実績と比較しても、2025年は順調に伸びています。
このままのペースでいけば、2024年を超える取引額も十分に期待できます。
世界経済が不安定な中、隣国同士が互いを補い合いながら関係を深めていることは、経済だけでなく地域の安定にもつながるはずです。
今後の両国関係の発展によって経済が活性化されることに期待です!!
それではまた!!
参考記事:https://www.phnompenhpost.com/business/cambodia-vietnam-bilateral-trade-investment-continues-to-grow
【カンボジア経済】前年比増加が続くカンボジア・ベトナム貿易関係

記事内に広告が含まれています。