【カンボジア経済】最終試験飛行成功！！新玄関口「テチョ国際空港」始動間近

カンボジアの首都プノンペンに建設されている新しい国際空港「テチョ国際空港（TIA）」が、ついに最終試験飛行を無事に終えたというニュースが入りました。
民間航空局によると、試験にはエアバス320型機が使われ、およそ100人の乗客を乗せて旧プノンペン国際空港（PPIA）から飛び立ち、TIAに着陸。その後再びPPIAに戻るという往復飛行が成功したそうです。
空港の設備やスタッフの対応に問題がなかったことから、正式な運用に向けて大きな一歩となりました。


この新空港は、2020年から中国の国有建設会社が請け負って工事が進められてきました。
総投資額はなんと15億ドル規模で、カンダル州とタケオ州にまたがる広大な敷地に建設されています。
首都から約20キロ離れているとはいえ、規模や設備は世界最高レベルとされる「4F」クラスに分類され、将来的には大型の国際線を多数受け入れることが可能になるそうです。
開港は9月9日、そして10月20日にはフン・マネト首相を迎えて盛大な開所式も予定されています。


個人的には、この空港の誕生はカンボジアにとって非常に大きな意味を持つと感じます。
これまでプノンペンの空港は規模的にやや手狭で、国際線の増加に十分対応できない印象がありました。
新しい空港が稼働することで、観光やビジネスの流れがより活発になり、カンボジア経済の成長にも直結するでしょう。


一方で、首都からの距離や交通アクセスの利便性がどの程度整うのかは気になるところです。
利用者にとって「遠い」と感じる空港では、せっかくの投資も十分に活かされません。
今後は高速道路や鉄道などのインフラ整備が並行して進められることを期待します！！


いずれにせよ、東南アジアの中でも成長著しいカンボジアにとって、国際空港の刷新は大きな追い風になるはずです！！
僕も開港したら新空港を利用して、その利便性や雰囲気を体感してみたいと思います！！


それではまた！！


参考記事：https://www.khmertimeskh.com/501739401/cambodian-capitals-new-airport-conducts-final-test-flights-spokesperson/