フンセン首相は昨日締めくくられたロシア安全保障会議のニコライ・パトルシェフ長官によるカンボジアへの2日間の訪問中に、ロシアとの自由貿易協定(FTA)の見通しを提起したとクメールタイムズが報じました。
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首相は、FTAは今年65年の外交関係をマークする両国間の貿易と投資を拡大するのに役立つだろうと述べました。
また、ユーラシア経済連合(EAEU)とのFTAも提案したと伝えられています。
国際通貨基金によると、EAEUの総市場人口は1億8,460万人で国内総生産は昨年の時点で4.778兆ドルでして、ASEANではシンガポールとベトナムはすでにEAEUとのFTAを結んでいます。
カンボジアもEAEUとFTAを締結して貿易圏を拡大していって欲しいですね!!
カンボジアとEAEU間の二国間貿易は2020年に6,737万ドルの価値があり、2019年より18%以上増加しています。
コンサルタント会社のDezan Shira&Associatesによると、カンボジアは5,219万ドルを輸出し、1,518万ドルのEAEU商品を輸入していて、カンボジアのEAEUへの輸出のほとんどは繊維と農産物であり、主要な輸入にはトラクター機械と農用車両部品が含まれるとのことです。
カンボジア王立アカデミーの国際経済学部長であるホン・ヴァナク氏は、ロシアはカンボジアが中国や韓国と自由貿易協定を締結しており、将来的には英国との協定に合意することが見込まれているため、カンボジアの潜在的な経済発展に注目していると語っています。
ロシアとカンボジアとのFTAが締結されることで、貿易を促進し、観光客を引き付けると期待されていますので今後に注目です!!
それではまた!!