最近、プノンペンのいくつかのボレイ住宅プロジェクトが財政および契約上の問題により中断されたことで、買い手が公道に集まり、抗議が行われています。
このことで、カンボジアの不動産市場を管理する規制が緩いことへの懸念が生じています。
Loose Regulations Blamed for Recent Residential Construction Suspensions
The recent suspension of several Borey residential projects in Phnom Penh due to financial and contract issues has raise...
この出来事は、ローカル市場全体に影響を与える可能性があるという懸念を表明する人もいますが、専門家によると、問題はまだ小規模であるため、最終的に不安定なディベロッパーが淘汰され、信頼できるディベロッパーだけが生き残っていくという見解のようです。
現地大手不動産調査会社 Key Real Estate の社長である Sorn Seap 氏は下記が理由でこのような問題が起こっていると述べています。
問題点
・COVID-19危機、現在の世界的な経済危機、戦争による悪影響
・十分なスキル、経験、資金を持たないディベロッパーが市場に参入している
・売却によって得た現金をあてにして開発を進めている
・ディベロッパーに課せられる規制が緩い
同氏は、市場全体に影響は無いとしていますが、法的手続きや交渉に時間がかかるため、購入した低所得者から中所得者が苦しむ可能性があるとしています。
投資家を保護し、不動産市場の安定を確保するために、主に財務状況に関するより厳しい規制を設ける必要がありそうですね。
また、郊外の区画分譲されている土地に投資される方は、投資する前にディベロッパーのライセンスや財務状況を慎重に確認してください!!
ちなみに、土地に投資する方法はこの記事を読んでみてください!!
それではまた!!