【目指せ！25州制覇】ジマと行く“ゆる旅”～ナイトバス利用前の注意点～

カンボジアには色々なバス会社が「ナイトバス」を運航しています。
カンボジアのナイトバスは、「フルフラット」。
横になって寝ているだけで目的地に着くことができるのは本当に魅力的！

ただ、バスの種類や会社によってはよりよく過ごすための準備をした方がよいこともあります。
今回は、ナイトバスをより快適に利用するための準備についてまとめてみました。

隣になる人の性別を確認して予約する
席を二つ予約するのもあり！？
とにかく寒い！厚手の羽織を準備！
トイレは早めに運転手さんに伝える
寝過ごさないように！
さいごに…

隣になる人の性別を確認して予約する

1人旅の場合は、隣になる人の性別を確認することが大切です。
私はナイトバスを利用する際、隣のことなど何も気にせず席を予約してしまい、バスに乗れないのでは！？という事態になりました。

上の写真でも分かるように、隣同士くっついており仕切りはありません。
「大丈夫！私は気にしない！」と思うかもしれませんが、そんな個人の都合は認められません。
1人旅の2回とも…私は同じ失敗をしてしまいました。

１回目は、バス会社の人が座席を見て、別の人と交代させてくれてセーフ。
２回目は…なんと、満席で交代できる場所がなく、バス会社の人も頭を抱えてしまいました。
おそらく、バス会社としても見知らぬ異性同士にしてはいけないという規定があるのかも…。

そして、挙句の果てには「あなたは、女性だろ！なぜ、異性の隣に座席をとったんだ！！」
と何とも答えようのない質問を…。
「確かに…。何も考えてなかった。（日本では座席が独立してますよね…。）」と思うと同時に、（いや、そんなここで別に出会いとか求めてないですが…そう思われても…）恥ずかしくなったりして💦

とは言え、ありがたいのは、そのまま我慢する（隣の人もですが）とか乗せてくれないとかではなく、バス会社の人がなんとか対策を考えてくれました。
私の場合、途中までは空いている場所を提供してくれ、満員になる駅で降ろしてくれて別のバスに乗り換えさせてくれました。
時間も30分程しか変わらないような便を提供してくれ、感謝しかありません。

バス会社の人の手を煩わせてしまったという後悔もあり、この場を借りて私のようなミスをする人がいないように！！
ナイトバスのチケットを予約する際は、お隣になる人の性別をしっかりと確認してください。

席を二つ予約するのもあり！？

ナイトバスの種類によっては本当に狭い。
身体を半分起こすと天井にあたる。
寝返りを打つと隣の人にあたる。

おそらく170ｃｍを超えるような人にとっては、苦痛の夜。
155ｃｍ程度の私でさえ思いますから、ひとり分のスペースが狭いナイトバスもあります。

そう考えると…。
そんなに高いわけではないので、混みあうようなバス、混みあうような時期でなければ２席予約するのもよいかもしれません。

とにかく寒い！厚手の羽織を準備！

これは、どのバスに乗ってもほぼほぼ言えるのですが、空調が利きすぎて寒いです。
蒸し風呂よりはましかもしれません。
しかし、夜は日も当たらず一晩中寒いですし、穴という穴から冷気が流れてきて止めようがない。
※エアコンの通気口を塞いでもどこからか冷気が直撃してきます。

どのナイトバスも薄手のブランケットが用意されていますが、それを被って、長袖シャツを着て、ストールまでかけても足の先まで冷えます。
寒さの苦手な私は、夜中、寒さで寝られず「凍死する。」とさえ思いました。（※大袈裟ですが、大袈裟じゃない。）
今や小さく折りたためるダウンなど便利なものがありますから、そういったものをかばんに忍ばせておくことを強くおすすめします！

トイレは早めに運転手さんに伝える

バスの種類によってはトイレ付きのバスもあります。
すべてがそうだと安心なのですが、そうとは限りません。
「トイレ行きたいな…。」
と思ったら、30分くらいは我慢できるくらいで、運転手さんに伝えるといいです。

30分くらいすれば、どこかトイレのある所に停まってくれます。
逆にすぐに止まれるところがないので、我慢して辛い思いをしないよう早めに申告することをお勧めします。
私も何度か頼んだことがありますが、嫌な顔せずトイレを探して停まってくれました。

寝過ごさないように！

州によっては場所によっては途中下車しなければいけないことがあります。
下車する場所をはっきりと伝えてくれる人もいますし、声をかけてくれることなく通り過ぎる場合があります。
乗務員さん含め、いろんな人に目的地を伝えておき、声を変えてもらえるといいかなと思います。

さいごに…

しっかり準備をして利用すると本当に便利なナイトバス。
もちろん、会社や車種によって心配ないものもありますが…。
どんなバスが来ても、上記の点を意識して準備しておくと少しは心の安定が図れるかと。

ナイトバスだと遠くの州でも寝ている間に着くので時間を有効に使えますね！！
とはいえ、もちろん安全面で夜を避けるという人もいるはず。
交通機関はご自分でよく吟味の末、ご利用ください！

それでは～。