Follow me!!「毎日1分」急成長国から学びを得る!!

【カンボジア不動産】オフィス市場が大きな課題を抱える:カンボジア不動産市場の現状と課題

ニュース速報
記事内に広告が含まれています。
スポンサーリンク
スポンサーリンク



2025年1月14日、ノボテルプノンペンBKK1で行われたCBREカンボジアの「Fearless Forecast」レポート発表によると、カンボジアの商業用不動産市場は大きな課題を抱えていることが明らかになりました。


オフィス市場では、稼働率が65.1%と国際基準の85~90%を大きく下回り、賃料も1平方メートルあたり27ドルと高額な状態が続いています。
小売市場も同様で、稼働率は61.8%と低く、健全な市場とされる90~95%には遠く及びません。
しかし、優良な小売スペースの価格は1平方メートルあたり22.6ドルで維持されており、市場の実態と価格戦略に乖離がある可能性が指摘されています。


マンション市場では、今後3,200戸以上が供給される予定です。
現在の高級マンションの販売価格は1平方メートルあたり2,650ドルで、地域の平均をやや下回っています。
比較として、バンコクの高級マンションは1平方メートルあたり6,500ドルですので、カンボジア市場が競争力のある価格を維持していることが分かります。
また、サービスアパートメント市場では、グレードAの賃料は1平方メートルあたり19.3ドルです。
アジアの主要地域では通常88~92%の入居率が達成されており、カンボジア市場にも成長の余地があると考えられます。


これらのデータから、カンボジアの不動産市場は成熟の重要な段階にあるといえます。
オフィスや小売スペースの空室率は国際基準を大きく上回っており、関係者は市場の基礎を改善するための戦略的調整を求められることになります。


CBREカンボジアのマーク・タウンゼント会長は、「現在の市場動向は単なる懸念ではなく、戦略的な再調整が必要であることを示している」と述べています。
特にマンション市場では、周辺国の高級住宅市場が好調であるため、価格競争力を維持しながら品質向上を図ることが重要とのことです。


不動産所有者は、賃料の見直しや物件の設備強化、質の高い入居者を引き付けるマーケティング戦略の強化など、競争の激しい環境で成功するための対策を講じる必要があるでしょう。


この大事な調整期間でしっかりとカンボジア不動産市場の基盤が固まることを期待します。
商業用不動産市場は以前から、稼働率の課題を抱えていますが、なかなか改善に向かっていないような印象を受けます。
これは、カンボジアの非公式経済が公式経済へ移行されていくにつれて、少しずつ改善されていくのかなと思っています。


また、個人的にマンション市場は健全な方向に向かっていると思っています。
プノンペンの稼働率が安定している物件はサービスや管理の質が安定しているので、入居者を維持できている傾向になると思います。
また、カンボジアの賃貸借契約は半年or1年で契約されることが多いので、質が良くない物件は長く入居されないという面もあり、しっかりと良い物件が選ばれるような仕組みになっていると感じています。


僕が住んでいるコンドミニアムもほぼ満室稼働で、空きが出てもすぐに入居が入っていますね!!
一方で、近くにある築浅のコンドミニアムの稼働状況は良くないみたいです。
その物件は屋上プールの清掃が全然行われていないと聞きます…


今後も、カンボジア不動産の市場状況を追っていこうと思います!!
それではまた!!


参考記事:https://construction-property.com/cambodias-real-estate-market-faces-mixed-signals-amid-regional-benchmarks/
参考記事:https://www.khmertimeskh.com/501631638/pricing-strategies-contradict-market-realities-in-real-estate-sector/

友だち追加
アクレダ銀行口座開設

カンボジ屋さん経由のお客様に限り!!
アクレダ銀行の郵送口座開設がコミコミで$980!!
※初期デポジット$100、カンボジア側公証役場認証費用、初年度の年間サポート費用込み

ニュース速報
フォローする
目指せランキング1位! にほんブログ村 海外生活ブログへ
ブログランキング・にほんブログ村へ
目指せランキング1位! にほんブログ村 海外生活ブログへ
ブログランキング・にほんブログ村へ
PVアクセスランキング にほんブログ村
PVアクセスランキング にほんブログ村
タイトルとURLをコピーしました