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【カンボジア経済】多角化進むカンボジア貿易、UAEとの関係が新たな成長軸に

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カンボジアとアラブ首長国連邦(UAE)の経済関係がここ数年で大きく進展していることが、先日行われたワークショップで明らかになりました。
2025年上半期の二国間貿易額はおよそ4,700万ドルに達し、その内訳はカンボジアからの輸出が3,600万ドル、輸入が1,100万ドルとなっています。
カンボジアの主要輸出品は衣類や靴、バッグ、天然ゴムなど日常生活に密接に関わる製品が中心で、一方でUAEからの輸入は燃料やプラスチック製品、タバコ、合成ゴムといった産業・消費両面で重要な商品が多いのが特徴です。


この背景には、両国が締結した包括的経済連携協定(CEPA)の効果が大きいといえます。
カンボジア商務省の関係者は、CEPAによって輸出市場が広がっただけでなく、アラブ諸国からの投資や観光客の増加にもつながっていると指摘しました。
特にUAEは中東の経済ハブであり、カンボジア製品が世界に広がるための重要な玄関口となっています。
これは、単にモノのやり取りにとどまらず、長期的な経済成長や相互の利益を確実にする仕組みとして大きな意味を持ちます。


カンボジアはこれまで中国やASEAN諸国への依存度が高いイメージがありましたが、中東市場との結びつきが強まることは、貿易の多角化という点で大きな意義があります。
また、UAE側からの投資や観光の増加は、雇用創出やサービス産業の発展にも直結します。
もちろん、輸入面でエネルギーや工業製品への依存が高まるリスクはありますが、それでもカンボジアがより広い国際市場に参加していくための重要な一歩であると考えます。


今後さらに協力が進めば、地域の経済地図においてカンボジアの存在感が一層高まっていくと期待できますね!!
課題は多いですが、着実拡大していって欲しいです!!


それではまた!!


参考記事:https://www.khmertimeskh.com/501739867/cambodia-uae-trade-surpasses-47-million-in-first-half-of-2025/

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