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【カンボジア経済】カンボジア初の陸上石油探査プロジェクトが正式に承認

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カナダのアンコール・リソーシズ・コーポレーション(ARC)の子会社であるエナーカム・リソーシズ(EnerCam Resources Co. Ltd.)は、カンボジア南西部にある「Block VIII」で石油・ガス探査プロジェクトを進めるための正式な許可を受けました。


この許可は2025年3月9日に発行され、カンボジアのエネルギー業界にとって重要な節目となります。
この承認を受け、エナーカムは商業用の石油資源が存在するかどうかを確認するための探査を開始する予定で、探査を行うにあたり、環境への影響を評価することが最優先事項とされています。


アンコール・リソーシズのCEO、デレイネ・ウィークス氏は「私たちは、カンボジアの陸上での石油・ガス生産を実現するために、商業用石油資源の発見に注力しています。このプロジェクトは、カンボジアのエネルギー供給に大きな変革をもたらす可能性を秘めています」と述べています。


このプロジェクトはカンボジア初の陸上石油探査となり、政府との契約(生産物分配協定)に基づき、採掘した石油の販売に対して12.5%のロイヤルティ(使用料)と30%の法人税が適用されます。
エナーカムは2022年後半にカンボジア政府と30年間の生産物分配契約を結び、この契約により、自然保護区を守るため、当初7,300平方キロメートルだった探査区域は3,729平方キロメートルに縮小されています。


さらに、特定の地域で開発を進める際には政府の書面による承認が必要です。
探査活動は公園区域外で行われ、これはエナーカムが環境・社会・ガバナンス(ESG)への責任を果たすための措置であり、カルダモン山脈国立公園、プレア・モニボン国立公園、キリロム国立公園の保護が確保されます。
エナーカムは、環境への配慮と持続可能な開発を両立させながら、カンボジアのエネルギー資源開発を進めていく方針です。


ここ最近、油田の再開発やタイ湾の油田探査交渉の再開など、石油採掘や探査に関するニュースがちらほら見受けられますね。
採掘可能になれば貴重な資源を確保することになるので期待していきたいですね!!



それではまた!!


参考記事:https://www.khmertimeskh.com/501657988/pm-encourages-airasia-to-help-promote-cambodias-tourism/

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