2024年に向けて幸先の良いスタートを切ったカンボジアは、1月に40億5000万ドル相当の商品を取引し、前年同期比16.9%増加したとのことです。
関税消費税総局(GDCE)が発表した貿易統計によると、輸出額は27%増加し19億6000万ドル、輸入額は8.7%鈍化して20億9000万ドルになりました。
順位 | 国名 | 取引額 | 輸出額 | 貿易収支 |
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1 | 中国 | 11億5,000万ドル | 1億2,200万ドル | 9億1,100万ドル(赤字) |
2 | ベトナム | 6億7,700万ドル | 3億7,300万ドル | 6,800万ドル(黒字) |
3 | 米国 | 6億4,400万ドル | 6億2,600万ドル | 6億900万ドル(黒字) |
依然として中国がカンボジアの最大の貿易相手国で米国は最大の輸出市場ですね。
また、中国とベトナムへの輸出は1月に大幅な増加を見せていまして、上記以外には4位に日本、5位にタイがラインクインしています。
項目 | 2022年の国際貿易 | 2023年の国際貿易 |
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輸出 | 224億ドル相当 | 226億4000万ドル |
輸入 | 299億ドル相当 | 241億8000万ドル |
貿易収支 | 約74億ドル(赤字) | 15億3000万ドル(赤字) |
2023年のカンボジアの国際貿易は2022年と比較して1.9%減少し、輸出はわずかに1.8%増加しましたが、輸入は5%減少しました。
赤字幅は縮小しましたが、2022年後半から始まった主な輸出品である衣料品、履物、旅行用品(GFT)部門の輸出の減少により、2023年の貿易は少し苦戦した形になりました。
しかし、最新の貿易データではGFT輸出が回復軌道に乗っていることを示していて、2024年1月にはニットアパレル製品と衣料品付属品の輸出が24.3%の伸びを記録し、非ニットアパレルと衣料品付属品は同時期と比較して30.9%の成長を記録しました。
また、食用野菜、根菜、塊茎の輸出は139.7%増の1億7,300万ドル、穀物は78.2%増の1億7,700万ドルと堅調な伸びを記録したほか、ゴムおよびゴム製品も1億2,100万ドルをもたらし、1月の輸出額は123.5%の急増を記録しました。
専門家によると、カンボジアの輸出の伸びは世界経済の回復によるものであるとのことです。
需要が回復してきたことはいいことですね!!
国際貿易は幸先のいいスタートを切っているので、今年のカンボジアの成長が楽しみです!!
それではまた!!