カンボジア政府は、同国の沿岸諸州を活気ある多目的経済回廊と世界クラスのビーチ観光地に変えることを目的とした総合マスタープランを発表しました。
この新しいプランは “Master Plan for the Development of Cambodia’s Coastal Provinces as a Multi-Purpose Economic Corridor and Cell Interface,” と名付けられたとのことです。
グーグル翻訳では「多目的経済回廊とセル・インターフェースとしてのカンボジア沿岸諸州開発マスタープラン」と訳されました。
沿岸諸州とはシアヌークビル、カンポット、ココン、ケップ各州のことを指します。
このマスタープランは、カンボジアの沿岸諸州を、他の有名な国際ビーチ観光地と競争できる世界クラスのビーチ観光地に発展させることを構想していて、専門的な観光サービスの提供とレジャー観光客を誘致するための環境の改善に重点を置いているとのことです。
また、この計画では、グリーンエネルギーの利用、持続可能な農業の実践、環境に優しい産業と金融の発展を促進し、地域におけるグリーン経済の創出にも重点を置いています。
深セン市都市計画設計研究所(UPDIS)所長の司馬暁氏がマスタープランニングチームを率いたということもあり、深センのような近代的都市に生まれ変わるかもしれませんね。
この記事でも書いたように、政府はシアヌークビルの開発にかなり力を入れていきそうです。
今回の新たなマスタープランもシアヌークビルを中心に近隣沿岸州も開発して世界クラスのビーチ観光地を作っていこう!!というものだと思います。
このような開発がうまくいっている国もあれば、うまくいかなかった国もあります。
未完成建築物により大きなダメージを受けたシアヌークビルの復活ストーリーを見届けたいと思います。
それではまた!!